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One Little Indian Recordsが改名 レーベル名が「不快」なものであると認める

2020/06/11 07:14掲載
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One Little Indian Records
One Little Indian Records
ビョーク(Björk)らで知られるレコードレーベル、ワン・リトル・インディアン・レコード(One Little Indian Records)が改名。レーベル名が「不快」なものであると認め、今後はワン・リトル・インディペンデント・レコード(One Little Independent Records)と名乗ります。以前のロゴは廃止され、新たなロゴを使用します。

ワン・リトル・インディアン・レコードは、1985年にフラックス・オブ・ピンク・インディアンズのメンバーだったデレク・バーケットによって設立。1986年にA.R. ケインらのヒットにより知名度を高め、その後、アイスランドのバンドであるシュガーキューブス(The Sugarcubes)を発掘し、レーベルはビョークの全ソロアルバムをリリース。またキッチンズ・オブ・ディスティンクション、チャンバワンバ、シェイメン、スカンク・アナンシー、シガー・ロスらの作品もリリースしています。

レーベルの創設者であるデレク・バーケットは声明の中で、英アナーコ・パンク・バンド、クラス(Crass)のファンと話をし、なぜ不快なのかを説明してもらった後、この名前を変えることにしたと述べています。「何を変えなければならないのかを理解させてくれた彼らと同じように私は憤りを感じており、彼らに感謝しています」とデレクは書いています。

「この名前とロゴで不快な思いをされた方には、心からお詫び申し上げます」とデレクは続け、「私は今、両方が人種差別であり、ずっと昔に対処されるべきだったと認識しています」「私は自分の過ちを自分の責任とし、まだまだやるべきことがたくさんあり、学ぶことがたくさんあります。私はすぐにレーベルの名前とロゴの変更を実施することから始めました。さらに、私はOne Little Independentを代表して、Honouring Indigenous Peoples Charitable CorporationやThe Association on American Indian Affairsなどの団体に寄付をしており、これからも寄付を続けていきます」と書いています