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「イェケ・イェケ」 ギニアを代表するミュージシャン、モリ・カンテが死去

2020/05/23 17:12掲載
Mory Kanté - Photograph: Clemens Bilan/AFP/Getty Images
Mory Kanté - Photograph: Clemens Bilan/AFP/Getty Images
世界的ヒット・ソング「イェケ・イェケ(Yé Ké Yé Ké)」で知られるギニアを代表するミュージシャン、モリ・カンテ(Mory Kanté)がギニア首都コナクリの病院で死去。70歳でした。

彼の息子のバルラ・カンテがAFP通信に語ったところによると、彼の死は慢性的な健康問題の治療を受けていないことが原因だったという。

息子は「父は慢性的な病気を患っており、治療のためによくフランスに行っていましたが、新型コロナウイルスの影響でそれができなくなってしまいました。病状が急速に悪化していきましたが、以前にもっと悪い状況を経験していましたので、私はまだ驚いています」と話しています。

モリ・カンテは、著名な世襲制音楽一家に生まれる。1971年にサリフ・ケイタが在籍していたレイル・バンド(Rail Band)に参加。レイル・バンド脱退後はソロとしてメジャー・デビュー。アフリカ音楽にディスコサウンドを大胆に取り入れた1987年の「イェケ・イェケ」がアフリカ音楽のシングル史上初のミリオンセラーを記録、一躍ワールド・ミュージックシーンを代表するアーティストの一人となった。2004年には原点に立ち返った「Sabou」を発表し、伝統を受け継ぐ本来の実力も見せつけている。

ポリリズムが生み出す独特のグルーヴと、抜けるように爽快なハイトーンヴォイスが特徴だった。ギターや伝統楽器コラのプレイヤーとしても一流の腕を持っていた。