ビートルズの食卓 彼らは「食の世界」でも先駆者だった!
書籍『ビートルズの食卓 彼らは「食の世界」でも先駆者だった!』(松生恒夫・著)がグスコー出版から6月29日発売予定。ビートルズ音楽に精通する現役名医が、彼ら4人を「食の歴史」から徹底検証。「食」を通して浮き彫りにされる、ビートルズの先進性と絆の深さ。そして、「ビートルズの食卓」から見えてくる、彼らのもうひとつの素顔とは──。
■『ビートルズの食卓 彼らは「食の世界」でも先駆者だった!』
松生恒夫・著
グスコー出版/新書版/242ページ
定価:本体800円+税/ISBN 978-4-901423-26-7 C0277
2020年6月29日発売(予定)
<予定内容>
今年78歳になるにもかかわらず、今なお現役として活躍する元ビートルズのポール・マッカートニーは、なぜあれほど元気なのか!?
ビートルズ音楽に精通する現役名医が、彼ら4人を「食の歴史」から徹底検証。「食」を通して浮き彫りにされる、ビートルズの先進性と絆の深さ! そして、「ビートルズの食卓」から見えてくる、彼らのもうひとつの素顔とは──。
「あなたは、あなたが食べたものでできている」(ジョン・レノン)。
ビートルズから学べることは、まだまだあるのです。
・・・・・・・・
(以下、本書「はじめに」より抜粋)
ジョン・レノンは40歳で無念の死を遂げ、ジョージ・ハリスンも、その21年後に58歳で病死しています。されど、彼らと青春をともにしたポール・マッカートニーとリンゴ・スターは、それぞれ今年、78歳と80歳になりますが、老いてますます元気で、精力的に音楽活動を続けています。
私が子供だった頃、「思い出のメロディー」といった歌謡番組に登場する日本の懐メロ歌手たちは、おそらく多くが還暦前だったことを考えれば、人種と時代を考慮したとしても、ポールとリンゴの健在ぶりは注目に値します。
読み進めていくうちに、ジョンの日本贔屓の背景には「食生活」と密接に関係があったことが見えてくるでしょうし、ポールが「ミートフリー・マンデー」と称する「週に一回、月曜日は肉食をやめてみよう」という啓蒙運動をし続けている背景にも納得することでしょう。
ビートルズ解散からちょうど50年経ちましたが、ビートルズから学べることは、まだまだありそうです。本書が、読者のみなさんのライフスタイルにとって少しでも参考になれば、ビートルズ・フリークだった一人として、こんなうれしいことはありません。
・・・・・
<著者について>
松生恒夫
昭和30年(1955)、東京都出身。松生クリニック院長、医学博士。東京慈恵会医科大学卒。松島病院大腸肛門病センター診察部長を経て、2004年に立川市にて開業。日本消化器内視鏡学界専門医・指導医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを診療に取り入れ、治療効果を上げている。『「腸寿」で老いを防ぐ』(平凡社)、『腸はぜったい冷やすな!』(光文社)、『寿命をのばしたかったら「便秘」を改善しなさい!』(海竜社)など著書多数。