『レコード・コレクターズ 6月号』の特集は「シティ・ポップの名曲ベスト100 1973-1979」。再評価の勢いが続く中、楽曲単位でその魅力に迫る。曲ごとのランキングの70年代編。はっぴいえんどの最後のライヴ<CITY-Last Time Around>が行われた1973年9月21日から79年までに発売された楽曲の中から筆者が選びランキングを決定。5月15日発売
■『レコード・コレクターズ 2020年 6月号』
【特集】 シティ・ポップの名曲ベスト100 1973-1979
2018年のシティ・ポップ特集とそれらをまとめた本誌増刊『シティ・ポップ 1973-2019』は好評をいただいておりますが、今回は曲ごとのランキングをお届けします。まずは70年代編ということで、はっぴいえんどの最後のライヴ
が行なわれた1973年9月21日から79年までに発売された楽曲から筆者の方々に選んでいただき、ランキングを決定しました。アルバム編とはまた違った幅の広さが出たベスト100となり、“シティ・ポップ"という再評価軸の面白さが浮き彫りになったと思います。
■ 海外でのシティ・ポップの人気もフィードバックされつつ進んだ再評価(長谷川陽平×松永良平)
■ AIアルゴリズムがレコメンドする「プラスティック・ラブ」(柴崎祐二)
■ 本誌執筆陣25人の投票によって選ばれた必聴の100曲(池上尚志、遠藤哲夫、小川真一、片島吉章、金澤寿和、ガモウユウイチ、北中正和、小山守、サエキけんぞう、篠原章、柴崎祐二、ヒロ宗和、武田昭彦、立川芳雄、中村彰秀、祢屋康、人見欣幸、藤井陽一、馬飼野元宏、松永良平、村田健人、安田謙一、油納将志、除川哲朗、渡辺亨)
■ シティ・ポップ 1973-1979 総得票数ランキング
■ 選者からのもうひとつのおすすめ曲(池上尚志、遠藤哲夫、小川真一、片島吉章、金澤寿和、ガモウユウイチ、北中正和、小山守、サエキけんぞう、篠原章、柴崎祐二、ヒロ宗和、武田昭彦、立川芳雄、中村彰秀、人見欣幸、藤井陽一、馬飼野元宏、松永良平、安田謙一、油納将志、除川哲朗、渡辺亨)
■ 選者アンケート:私にとっての70年代シティ・ポップ
【特集】 デア・プラン
1970年代末、巨大化し続ける音楽産業に異議を唱えたパンクは各国に飛び火し、ドイツでは“ノイエ・ドイチェ・ヴェレ"と呼ばれるムーヴメントが勃興しました。自ら運営したギャラリーやレーベル=アタ・タックを通じて、その発火点のひとつとして、また発信源として大きな役割を担った重要バンドこそが、彼ら、デア・プラン。この2月、まさかの再来日公演を行なった際、こちらもまさかの、メンバー3人そろっての取材が叶ったため、彼らの発言をふんだんに盛り込んだ特集をお届けします。結成当初から変わらない、邪気と無邪気が交錯する独特の世界観=音楽観を味わってください。
■ デア・プラン・インタヴュー〜36年ぶりに東京にやってきた3人がバンドの歴史を振り返る(村尾泰郎)
■ デア・プラン・ディスコグラフィー(村尾泰郎)
オリジナル・アルバム
そのほかの重要音源
アタ・タック・レーベルの作品
□ イギー・ポップ
デイヴィッド・ボウイとの創作の日々〜ベルリン・イヤーズの足跡をまとめた7枚組ボックス(大鷹俊一)
□ ワーナー<ナゲッツ>シリーズ
いったんフィナーレとなる人気コンピレーションのポップ・ロック編第13弾とガール・グループ編第8弾(木村ユタカ)
□ 西城秀樹
熱いパフォーマンスを見せた「夜のヒットスタジオ」の出演シーンを集大成したDVDボックス(鈴木啓之)
□ アクサク・マブール
クラムド・ディスクの創設者による伝説のアヴァン・ポップ・ユニットが40年ぶりの新作をリリース(小山哲人)
□ ヴァン・ヘイレン
デイヴィッド・リー・ロス在籍時の日本盤7インチ・シングル全13枚をアナログ復刻した豪華ボックス(杉原徹彦)
□ デフ・レパード
大ヒットした『ヒステリア』の再演ライヴと2019年の米国公演の映像がセットで登場!(行川和彦)
□ チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット
70〜80年代のAORをいぶし銀の如き熟練の技で丁寧かつ丹念に再現したスーパーグループの2作目(岡田敏一)
□ パール・ジャム
ニュー・ウェイヴ的な作風も取り入れたヴァラエティ豊かな新作『ギガトン』(舩曳将仁)