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クラフトワークの創設者の一人 フローリアン・シュナイダーが死去

2020/05/07 00:04掲載(Last Update:2020/05/07 06:16)
Florian Schneider
Florian Schneider
【Update:2020/05/07 06:13】

クラフトワーク(Kraftwerk)の創設者の一人、フローリアン・シュナイダー(フローリアン・シュナイダー=エスレーベン/Florian Schneider-Esleben/Florian Schneider)が癌のため死去。73歳でした。

クラフトワークは声明を発表。

「クラフトワークの共同創設者でエレクトロニック・ミュージックのパイオニアであるラルフ・ヒュッターは、何十年にもわたって彼の友人であり仲間であったフローリアン・シュナイダーが73歳の誕生日から数日後にの短い癌のために亡くなったという非常に悲しいニュースをを私たちに送ってきました」

「1968年、ラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーが芸術的および音楽的なコラボレーションを開始しました。1970年、彼らはデュッセルドルフにエレクトロニック・スタジオ“クリング・クラング”を設立し、マルチメディア・プロジェクト“クラフトワーク”を開始しました。すべてのクラフトワークのアルバムはそこで考案され、制作されました」

また、英国の新聞ガーディアンは、シュナイダーは1週間前に亡くなり、密葬されたと報告しています。訃報はソニー・ベルリンでも確認されています。

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【オリジナル掲載】

海外メディアなどによると、クラフトワーク(Kraftwerk)の創設者の一人、フローリアン・シュナイダー(フローリアン・シュナイダー=エスレーベン/Florian Schneider-Esleben/Florian Schneider)が死去。73歳でした。フランスの新聞Ouest-Franceは「遺族は死因を明らかにせずに彼の死を確認した」と報じ、またベルギーの公共放送局RTBFは「シュナイダーは数日前に壊滅的な癌で亡くなった」と報道。このほか、サイトLouder Than Warや、SNSにてRobert Goerl(DAF)などが訃報を伝えています。現時点では、これ以上の情報はありません。

シュナイダーは1947年4月7日生まれ。著名な建築家を父に持ち、デュッセルドルフ音楽院で音楽を学ぶ。1968年レムシャイトの芸術アカデミーで勉強している時にラルフ・ヒュッターと出会い、さまざまなプロジェクトを経て1970年にクラフトワークを結成する。彼らはそれまでに前例のなかった実験的なエレクトロニック・テクノロジーを駆使した作品を発表。1974年に発表された『Autobahn』で本格的にブレイク。世界中の多くのミュージシャンに衝撃を与え、70年代後半以降のテクノの大潮流の源泉となる。シュナイダーは当初、フルート奏者であったが70年代半ばより音声合成を専門とした。

また音楽だけでなく、ロシア風アヴァンギャルドなポップ・アートの先端を行くジャケット・ワーク、自らをロボット・マシーン化させたビジュアル・イメージ、シニカルなステージングなど全てが革新的なものだった。

シュナイダーは2008年にライヴツアーを引退し制作に専念することを公表。翌2009年に正式に脱退したことが発表された。