新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、コンサートの延期や中止が相次ぎ、アーティストが収入を断たれ困難に直面している中、音楽配信・販売サイトBandcampは、5月1日に2回目のアーティスト・サポート・デイを行いました。
Bandcampでは通常、デジタル販売で15%、マーチャンダイズで10%の手数料を取っていますが、アーティスト・サポート・デイでは、その日の24時間にかぎり、その手数料分も含め売上の全てをアーティストやレーベルに全て還元しています。
Bandcampは、このキャンペーンを行った5月1日は710万ドル(約7億5700万円)というBandcamp史上最大の売り上げを記録したと発表。これは3月20日に行われた1回目のアーティスト・サポート・デイで記録した、それまでで最大の売り上げである430万ドルの約1.6倍です。同サイトは、5月1日は約80万点の商品が購入され、通常の金曜日の売り上げの15倍以上を記録したと発表しています。
また、Ghostly Internationall、Captured Tracksl、Joyful Noiseeなど、このキャンペーンに賛同し、すべての収益をアーティストに還元する独立系レコードレーベルも多数存在しました。
アーティスト・サポート・デイは6月と7月の第1金曜日(6月5日、7月3日/PDT:米国太平洋夏時間)にも行われます。日本時間の同日16時から翌日16時まで(例:6月5日16時から6日16時まで)。