ダフト・パンク(Daft Punk)は、数々のホラー映画を手掛けていることで知られるイタリアの映画監督ダリオ・アルジェントの新作映画『Occhiali Neri(英タイトル:Black Glasses)』の音楽を担当予定。アルジェントがイタリアのRepubblicaのインタビューの中で明らかにしています。
アルジェントによると「彼らは私のファンで私の映画を全て知っている」「彼らはフランスの友人から、私が新しい映画を撮影していることを聞き、私に電話をかけてきて“あなたと一緒に仕事をしたい”と言ってきました」と話しています。
ダフト・パンクは近々ファーストトラックを彼に送り、また旅行が可能になったときにはローマのアルジェントを訪問する予定です。
映画の撮影がまだ始まっておらず、アルジェントは9月に撮影を開始したいと考えています。この映画は中国人の女性と子供の物語で、ダリオ・アルジェントの娘アーシア・アルジェントも出演します。アルジェントは映画『Occhiali Neri』は、イタリアでは「ジャッロ・シネマ(giallo cinema)と呼ばれるホラー&サスペンスへの復帰を記念した作品になるとも語っています。
ダフト・パンクが映画のサウンドトラックを手掛けるのは2010年の映画『Tron: Legacy』以来。また2013年のスタジオ・アルバム『Random Access Memories』以来となる大きなプロジェクトです。
【Update::2020/04/29 23:41】
ダフト・パンクの映画への関与の報告は時期尚早だったようです。Screen Dailyによると、映画のプロデューサーはLa Repubblicaのインタビューの中で、ダフト・パンクが映画の音楽に取り組んでいることを否定しています。「この話は、アルジェントがダフト・パンクと一緒に仕事をしたいと考えていることを反映していますが、両者の間で合意や話し合いは行われていません。映画は現在プリプロダクションの段階であり、ダリオの希望は今日の議題には含まれていません」と話しています。