Where's Wally? Corona Virus Edition
人が入り乱れた絵の中からウォーリーを探す人気絵本シリーズ『ウォーリーをさがせ!』。そのパロディである「新型コロナウイルス版」が話題に。これはオフィシャルではなく、アルゼンチンのブエノスアイレスを拠点にするアートディレクター、ペドロ・メッツィーニ(Pedro Mezzini)による作品。マスク姿のウォーリーが表紙を飾る「新型コロナウイルス版」ではビーチ、野原、町の3枚のイラストが用意されていますが、そのどれもが人々が外出を控えて自宅にいる今の世界を反映しており、簡単にウォーリーを探せます。
ペドロは制作の動機について「こういった本は昔から好きだったけど、僕はウォーリーを探すのに無駄に時間がかかってしまった。隔離とソーシャルディスタンス(社会的距離)について考えたとき、ウォーリーはいつも大人数の中に隠れているので、今日の世界では潜在的な危険性があるなと思った。あまりにも多くの不安がある中で、僕はこの作品で遊びたいと思った」と話しています。
自分で楽しむためだけに「新型コロナウイルス版」を制作したと話すペドロは、隔離のコツについて尋ねられ、笑うことが歓迎される今、アイデアを考えて人々を笑わせようとすること、と話しています。