「Ain’t No Sunshine」「Lean On Me」「Lovely Day」などの時代を超越した名曲を書いて歌ったシンガーソングライターのビル・ウィザース(Bill Withers)が3月30日、ロサンゼルスで死去。彼の家族はAP通信に彼が心臓の合併症で亡くなったと伝えています。81歳でした。
1971年にデビュー・アルバム『Just As I Am』をリリース。このアルバムからは「Ain’t No Sunshine(邦題:消えゆく太陽)」がヒットし、翌年のグラミー賞でBest R&B Songを受賞する。2ndアルバム『Still Bill』(1972年)からも「Lean on Me」が初の全米1位を記録。続く「Use Me」も全米2位を記録するヒットになった。その後もアルバム・リリースを重ね、「Hello Like Before」「Lovely Day」など、今もスタンダードとして愛され続ける楽曲を多く残した。
1980年には、ジャズ・サックス奏者のグローヴァー・ワシントンJr.の「Just the Two of Us(邦題:クリスタルの恋人たち)」にヴォーカリストとしてフィーチャーされ新境地を開拓。全米2位を記録した。