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デスメタル界の古典的ベストセラーの日本語訳が登場 『スウェディッシュ・デスメタル』発売

2020/03/30 17:01掲載
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スウェディッシュ・デスメタル
スウェディッシュ・デスメタル
OSDM(オールドスクール・デスメタル)リバイバルに大きな影響を与え、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語版などが出版されている、デスメタル界の古典的ベストセラーの日本語訳が登場。『スウェディッシュ・デスメタル』はパブリブから4月10日発売予定
■『スウェディッシュ・デスメタル』
ダニエル・エーケロート (著), 藤本淳史 (翻訳)

<内容>

自身もInsisionやDellamorteなどのバンドで活動されてきた歴史的証人Daniel Ekerothによる、詳細な記録と貴重な写真やフライヤー、ファンジンを大量に掲載!!

90年代にリアルタイムで、英語で外国人相手に、欧米のデスメタルを紹介していた『No Deception ‘zine』を主宰していた、現在は拓殖大学英米語学科の藤本淳史教授による極めて読みやすい翻訳!

「デスメタルリスナー」とか「デスメタルマニア」というレベルではなく、あの伝説のファンジン『No Deception ‘zine』の発行人だったのに今は出世して、大学教授、しかも英語学のという、必要以上にオーバースペックな翻訳者!

そしてスウェディシュ・デスメタルの再評価、および布教活動を欧米どころか、スウェーデン本国よりも早く始めていたと言っても過言ではない、はるまげ堂Butcher ABC関根氏のコメントも!

544ページ、そして全部で77万字以上もある超大著!

<著者について>
●ダニエル・エーケロート

デスメタルのミュージシャンでエクプロイテーション映画を扱った『Violent Italy』と『Swedish Exploitation Cinema』の著者。今までデスメタル・バンドのInsision、ハードコア・バンドのDellamorteやDiscontoでべースを担当。近年ではデスメタル・バンドのUsurpress、ロックンロール/バンク・バンドのIron Lamb、ブラックメタル・バンドのTyrantや再結成した80年代の伝説的ブラックメタル・バンド、Third Stormに参加している。

中学一年生の時ロックに目覚め、その後メタルとパンク/ハードコアの洗礼を受ける。高校時代に世界中のテープ・トレーダーやアーティストとテープ・トレーディングをし始めたことがきっかけで、90年初期にファンジンを発行。いまだにロック、特にメタルとパンク/ハードコアは人生の糧。音楽がきっかけで英語に目覚め、現在は拓殖大学外国語学部英米語学科教授。