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日本でも活躍 アラン・メリルが新型コロナウイルス感染後に死去 「I Love Rock 'n' Roll」の作者

2020/03/29 23:46掲載(Last Update:2020/03/30 00:17)
Alan Merrill
Alan Merrill
日本でも活躍した米国のミュージシャンで、ジョーン・ジェット(Joan Jett)などの演奏でも知られるロック・スタンダード「I Love Rock 'n' Roll」の作者としても知られるアラン・メリル(Alan Merrill)が死去。彼の娘ローラがSNSで発表。ローラによると、アランは新型コロナウイルスに感染し、その後に亡くなっています。アランは69歳でした。

アラン・メリルは、1951年2月、ジャズ・シンガーのヘレン・メリル(Helen Merrill)を母に、サックス奏者のアーロン・サクスを父にニューヨークで生まれる。出生名はアラン・サクス。16歳頃からセミプロ・バンドで活動を始める。

1968年、アランは来日し、米国籍メンバーだけで結成されたGSバンド、ザ・リードのメンバーとして、彼らの2ndアルバム『ザ・リード・ゴーズ・オン』のレコーディングに参加。当時ザ・リードにはアラン・ヒルがいたので、混乱を避けるためポール・メリルという芸名を使用していた(敬愛するポール・マッカートニーが名前の由来)。

ザ・リード解散後、アランは渡辺プロダクションと契約、芸名をアラン・メリルに変更する。ソロ・アーティストとして活動する傍ら、ファッション・モデルとしても活躍。またTBSの番組『ヤング720』にコーナーを持ってレギュラー出演した。アランは大口広司、かまやつひろし、横内タケと共に結成したウォッカ・コリンズでも活躍した。

1974年、アランはロンドンに渡り、同年、自身のバンドであるアローズ(The Arrows)を結成。6枚のシングルとアルバム1枚を残して1976年に解散するが、アランが書いた「I Love Rock’n Roll」(1975年)は、後にジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ(Joan Jett and The Blackhearts)がカヴァーし、全米1位に輝く大ヒットを記録、現在も多くのミュージシャンがカヴァーするロック・スタンダードとなった。

アローズ解散後はニューヨークに戻り、80年代はリック・デリンジャーやミート・ローフのギタリストとしてツアーをこなし、90年代にはウォッカ・コリンズを再結成し、日本で再び活動した。 その後もアランはニューヨークを拠点に活動を続けていた。2019年2月には、彼が書いたバレンタインデー・シングル「Your Love Song」をリリースした。