キング・クリムゾン(King Crimson)、
R.E.M.、
ミニストリー(Ministry)などでの活躍で知られる
ビル・リーフリン(Bill Rieflin)が死去。彼の訃報はさまざまなミュージシャンが伝えており、ロバート・フリップの妻であるトーヤ・ウィルコックスも
「私たちの愛するビル・リーフリンは、今日この世を去りました。とても愛されたHUMANであり、キング・クリムゾンのメンバーでした。家族は彼のそばにいます。永遠に私たちの心の中に #billrieflin」
とツイートしています。ロバート・フリップも自身のFacebookページで訃報を伝えています。リーフリンの死因は明らかにされていませんが、彼の友人で音楽評論家のアン・パワーズは、癌が死因であると書いています。リーフリンは59歳でした。
リーフリンはワシントン州シアトル生まれ。地元でプロとしてのキャリアをスタートされる。彼は1990年代に、ミニストリー、リヴォルティング・コックス、ラード、KMFDM、ピッグフェイス、スワンズ、クリス・コネリー、ナイン・インチ・ネイルズなど、多くの著名なグループ(特にインダストリアル・ロックおよびインダストリアル・メタル・シーン)のドラマーとして活躍したことで有名になった。また、1997年のビル・ベリー脱退後、R.E.M.と定期的に活動した。2013年からはキング・クリムゾンのメンバーとしても活躍した。
【Update:2020/03/26 08:36】
キング・クリムゾンのロバート・フリップによると、ビル・リーフリンの死因は癌。ビルが初めて癌と診断されたのは2011年。キング・クリムゾンが現在の編成で2014年にリハーサルを始めたとき、ビルはすでに手術を受けていました。癌は再発と転移を繰り返し、さらなる手術と化学療法を必要としたという。フリップは、2018年の日本ツアー中、東京でビルの胸に腫瘍ができ、胸骨にひびが入ったとも書いています。