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新進気鋭のクリエイターが名曲を映像化 NHK『名曲アルバム+』新作放送決定 『ポプテピピック』のAC部ら参加

2020/03/16 16:36掲載
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NHK『名曲アルバム+(プラス)「ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲 × AC部」』
NHK『名曲アルバム+(プラス)「ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲 × AC部」』
CGやアニメーションを駆使する新進気鋭のクリエイターが、名曲を独自の解釈と手法で映像化する、NHK総合『名曲アルバム+(プラス)』。新作の放送が決定。

『名曲アルバム+(プラス)』は、NHKの長寿番組『名曲アルバム』の世界観を更に進化させ、未知の映像・音楽体験を提供する番組。

今回放送されるのは、NHK『みんなのうた』などで活躍し、幻想的な映像が持ち味の外山光男によるベートーベンの「月光」、アニメ『ポプテピピック』をはじめ、一度見たら忘れられないインパクトのある映像が評判のクリエイティブチーム・AC部によるロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲、2017年度に「パッヘルベルのカノン」で音楽の構造を見事に映像化した大西景太によるバッハの「14のカノン」の3曲です。ティーザー映像あり。

<放送スケジュール>

●3月21日(土)午前5:10 ベートーベン「月光」× 外山光男
●3月22日(日)午前5:10 ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲 × AC部
●3月22日(日)午前6:45 バッハ「14のカノン」× 大西景太

<放送内容>

■ベートーベン「月光」× 外山光男
NHK総合 3月21日(土)午前5:10 

一般に「月光ソナタ」と呼ばれるベートーベンのピアノソナタ第14番の第1楽章を抜粋した楽曲。映像を担当する外山光男は、「ベートーベンが作り上げた音を窓やロウソク、木の葉、すずらんの花などさまざまなものに擬態する世界観で描いた」と語る。神秘的で幻想的な世界に誘ってくれる作品。

■ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲 × AC部
NHK総合 3月22日(日)午前5:10

スイス独立運動の闘士ウィリアム・テルを主人公にしたオペラの冒頭で演奏される序曲。弓矢の名手であるウィリアム・テルが、息子の頭の上にのせたリンゴを見事に射るという場面が有名。今回映像を担当する“AC部”は「曲の展開に合わせ、方向性の違う3つの映像をつないで1つの物語を描いた」と語る。彼らの奇想天外な映像構成に注目!

■バッハ「14のカノン」× 大西景太
NHK総合 3月22日(日)午前6:45

「14のカノン」は、1974年に発見されたバッハの私蔵本の余白のページに書かれていた14曲のカノンが元になっている。今回はその中から7曲を選んで紹介。前回パッヘルベルのカノンで輪唱のしくみを見事に視覚化した大西景太。今回は、「逆再生や鏡のような上下反転などを駆使してバッハの仕掛けを視覚化した」と語る。音楽を立体と物体の移動で見せる大西の世界に浸っていただく。

番組ページ(ティーザー映像あり):
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=22660