デヴィッド・ギルモアをフィーチャーした未リリース曲がオフィシャル公開　95年映画『サイバーネット』提供曲

ピンク・フロイド（Pink Floyd）のデヴィッド・ギルモア（David Gilmour）をフィーチャーした未リリース曲がオフィシャル公開。1995年の映画『サイバーネット（原題: Hackers）』のサウンドトラックのためにギルモアがギターを演奏した「Grand Central Station」が、映画公開から25年を経てフルで聴けます。

この曲はピンク・フロイドのツアー・ベーシスト、ガイ・プラットによって書かれた楽曲で、映画のクライマックスシーンで使われています。

映画のエンド・クレジットでは“Gilmour”とだけクレジットされ、また既発のサウンドトラック・アルバム3タイトルにこの曲は収録されていないため、これまでは“デヴィッド・ギルモアが参加していると広く信じられていた曲”とされていました。

映画公開25周年を記念して、この映画は世界中でリバイバル上映される計画で、また4月18日のレコードストアデイには、新たなサウンドトラック・アルバムがアナログレコードで発売されます。このアナログ盤には、オリジナル・サウンドトラックに含まれていない楽曲も含まれており、ついにギルモアがフィーチャリング参加した「Grand Central Station」が初リリースされます。同曲はYouTubeで音源が先行公開されています

ローリング・ストーン誌によると、ガイ・プラットがこの映画の音楽を作っていたとき、ギルモアが彼の自宅を訪ね、そこで行われた即興ジャムセッションが、最終的に「Grand Central Station」になっています。

■『Hackers (Original Motion Picture Soundtrack)』

LP1 / SIDE A –
1. Halcyon Performed by Orbital 2. Hackers Suite Performed by Simon Boswell 3. Open Up Performed by Leftfield
LP1 / SIDE B –
1. Cowgirl Performed by Underworld 2. Voodoo People Performed by Prodigy 3. Connected Performed by Stereo MC's

LP2 / SIDE A –
1. Original Bedroom Rockers Performed by Kruder & Dorfmeister 2. One Love Performed by The Prodigy 3. Good Grief Performed by Urban Dance Squad
LP2 / SIDE B –
1. Protection by Massive Attack 2. One Combination Performed by Guy Pratt 3. Grand Central Station Performed by Guy Pratt, featuring David Gilmore 4. Heaven Knows Performed by Squeeze