元シュープリームスのバーバラ・マーティンが死去

ヴォーカル・グループ、スプリームス（シュープリームス／The Supremes）の元メンバーであるバーバラ・マーティン（Barbara Martin）が3月4日に死去。グループのメンバーだったメアリー・ウィルソンが自身のSNSで発表。スプリームスのSNSもウィルソンのメッセージを再投稿し、「私たちはバーバラの家族と友人に心から同情します。かつてのスプリーム、いつもスプリーム」と投稿しています。バーバラは76歳でした。

バーバラ・マーティンは1943年デトロイト生まれ。スプリームスの前身ザ・プライメッツは1959年にダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラード、ベティ・マグロウンの4人で結成。1960年にベディが抜け、バーバラが加入。バーバラは他のメンバーとともに、主にモータウンのバックアップ・シンガーとしてスタジオで働き、1961年にはモータウンの社長ベリー・ゴーディ・ジュニアとレコード契約を締結。

バーバラはデビュー・アルバム『Meet The Supremes』の大半で歌い、初期シングル「(He's) Seventeen」ではダイアナ・ロスとヴォーカルを共有。バーバラは1962年にスプリームスを去り、その後スプリームスは3人組として多くのヒット曲を放つ。