米サイトVarietyによると、
ロニー・ジェイムス・ディオ(Ronnie James Dio)のオフィシャル・ドキュメンタリー映画が制作決定。ディオの遺産を管理するエステートに完全に承認された、ディオに関する初のドキュメンタリーで、BMGが資金調達とエグゼクティブプロデュースを担当します。
BMGは近年、音楽関連の映画およびテレビプロジェクトに力を入れており、これまでにデヴィッド・クロスビーの『David Crosby: Remember My Name』、ジョーン・ジェットの『Bad Reputation』などを手掛けています。
ディオの未完成の自伝の筋書きに沿って作られる、まだタイトルがないこの映画には、彼のパーソナル・アーカイブからの貴重な映像や写真が含まれています。発表によると、この映画ではディオの親しい仲間、友人、家族との親密なシーンも提供されます。彼の私生活やキャリアだけでなく、1985年のアフリカ飢餓救済チャリティ・プロジェクト<Hear 'n Aid>や、ディオに敬意を表して設立され、がん研究に資金提供するために250万ドル以上を集めている<Ronnie James Dio Stand Up and Shout Cancer Fund>を含んだ、彼の広範な慈善活動にも目を向けます。
監督は、米ヘヴィメタルバンド、ペンタグラムを率いるボビー・リーブリングのドキュメンタリー『Last Days Here』などを手掛けたドン・アーゴット(Don Argot)とデミアン・フェントン(Demian Fenton)が担当します。エグゼクティブ・プロデューサーとしてディオの妻ウェンディ・ディオも制作に参加します。
ウェンディ・ディオは
「ロニーの待望のドキュメンタリーでBMGと一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています。ロニーはファンを愛していたので、彼らがロニーの人生を通してこの旅を楽しんでくれることを願っています。」
とコメントしています。