フランク・ザッパ(Frank Zappa)のオフィシャル・ドキュメンタリー映画『Zappa』が完成。3月に米テキサス州オースティンで開催される<South By South West (SXSW) Film Festival>でプレミア公開されます。
監督は映画監督/俳優のアレックス・ウィンター。アレックスは『ビルとテッド』シリーズでビル役を務めたことで知られています。
アレックスは、ザッパの遺産を管理するザッパ・ファミリー・トラストの支援を受けてドキュメンタリーを制作。プロジェクトは2016年に発表され、資金調達のためのKickstarterキャンペーンも行われています。
アレックスと彼のチームは、ザッパのアーカイブにかつてないほどのアクセスが許可されており、何十年も保管され、一般には見られなかった何百時間もの資料から、苦労して映画を作り上げました。
映画には、フランクの妻ゲイル・ザッパ、そして
マイク・ケネリー(Mike Keneally)、
イアン・アンダーウッド(Ian Underwood)、
スティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)、パメラ・デ・バレス(Pamela Des Barres)、バンク・ガードナー(Bunk Gardner)、David Harrington、Scott Thunes、Ruth Underwood、Ray Whiteなどといったザッパの音楽コラボレーターたちが出演します。
ザッパ・ファミリー・トラストのアーメット・ザッパは米ローリングストーンに「この映画は、フランクが自身の言葉で語ったフランク・ザッパの革新的な人生を、これまでで最も親密で広範に描いたものです。アレックスが成し遂げたことは信じられないほどです。この作品は決定的なフランク・ザッパのドキュメンタリーです」と語っています