Giorgio Moroder / Preludio
ディスコ・ミュージックの巨匠
ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)は、電気自動車のエンジン始動音を制作。モロダーはこの始動音をもとにした約4分の楽曲も作り出しています。
CNETなどによると、モロダーは、イタリアのパワートレイン会社FPTインダストリアルと協力して、同社のエンジンが始動すると再生されるサウンドを制作。モロダーは「Preludio」という約4分の楽曲を書き、この曲の最初の4秒がエンジン始動時と再生されます。「Preludio」はSpotifyで聴けます。
FPTインダストリアルのエンジンは現在、電化に向かって進み続けており、会社は何か特徴的なものが欲しいと考え、モロダーにエンジン始動音を依頼。
モロダーは「20から30のメロディの中から、エンジンとFPTの仕事を代表すると思われるものを選びました」「さまざまなコンピューターやシンセサイザーからいろいろな種類のサウンドを使ったた。それをより円熟なものにするために、クラシック楽器も加えた」と語っています。
モロダーによると、エンジンン始動音はいくつかの点で重要だという。「まずエンジンが動作していることを確認でき、次に安全だと感じることができること」。しかしそれ以上に「車には音がしなければ魂がない」とモロダーは語っています
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