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Eテレ『ネコメンタリー 元日SP「ますむらひろしとモンとハテナとコマ 特別編」』1月1日放送

2019/12/21 16:31掲載(Last Update:2019/12/25 15:58)
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NHK『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。「ますむらひろしと モンとハテナとコマ」』
NHK『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。「ますむらひろしと モンとハテナとコマ」』
もの書く人は何故に猫を愛する?書き手と愛猫の日々を描く異色ドキュメント、NHK Eテレ『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。』。2019年8月に放送された、漫画家ますむらひろしと愛猫との日々を描くドキュメント「ますむらひろしと モンとハテナとコマ」の特別編が放送決定。放送後、大きな反響を受け、追加撮影。拡大、決定版として2020年1月1日(水)に放送されます。

■『ネコメンタリー 元日SP「ますむらひろしとモンとハテナとコマ 特別編」』
NHK Eテレ 2020年1月1日(水)午後2時00分〜 午後2時45分

「銀河鉄道の夜」を始め宮沢賢治作品をすべて猫のキャラクターで描くなど、一貫して猫と人間が共存する世界を描くことで知られる人気漫画家、ますむらひろし。猫を描く漫画でデビュー以来45年近く、傍らにはいつも猫がいる生活だ。現在も三匹の猫が美しい緑あふれる庭を駆け回る。だが、猫を漫画のモチーフとすることになったきっかけには意外な思いがあった。2019年夏の放送後、大きな反響を受け、追加撮影、拡大、保存版。

【出演】ますむらひろし,【朗読】川栄李奈,【語り】出田奈々

<番組スタッフから>

【企画したきっかけ】
空前の猫ブーム、まさに「猫も杓子も」猫という時代に、「もの書く人々」は猫に何を見るのか?
「もの書く人のかたわらにはいつも猫がいたー。」このコピーから毎回始まるこのシリーズですが、国民的作家・夏目漱石の処女作が「吾輩は猫である」ということに象徴されるように、猫と作家、クリエーターたちは、独特な関係を築いてきました。猫の野性と言葉の世界と、その関係性を捉えるべくカメラを持ち込み、独特の映像美、音の効果も相まって、日常をある断面から切り取るドキュメント/エッセイです。
養老孟司さんに始まり、角田光代さん、吉田修一さんなど、愛する猫の光があたるのであれば…と、多くの皆さんにご快諾いただき、「もの書く人」の日常に、猫の背中越しに入らせていただいてきました。
今回は2019年夏にお送りして大きな反響をいただいた、ますむらひろし編の拡大、決定版です。

【制作でこだわった点、もしくは、苦労した点】
取材対象との「距離感」が、番組の命です。
今回も少人数のスタッフたちが、小型カメラなどで、猫の世界を、もの書く人の世界を、邪魔することなく、そっと、迫ります。
ますむらさんのお宅の美しいお庭で伸び伸びと暮らす三匹の猫たちと、漫画家のかけがえのない日々…。
どうぞご覧ください。

【取材をする中で印象に残った言葉】
いつも「もの書く人」の書き下ろし作品に様々な俳優さんが朗読し、番組に力を吹き込んでくださいます。
みなさん、それぞれの間合いで作品との距離を縮め、淡々とながらも独自の色をそこに浮かび上がらせてくださいます。
今回は、川栄李奈さんが、いい味を出してくださっています。そちらもどうぞお楽しみに。

(番組プロデューサー 丸山俊一)

予告映像(1分版):
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=21650

番組ページ:
https://www4.nhk.or.jp/P4383/