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中島みゆき等を手掛けた音楽プロデューサー 瀬尾一三が語る “ヒットの秘密” 書籍『音楽と契約した男 瀬尾一三』発売

2019/12/17 12:15掲載
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音楽と契約した男 瀬尾一三
音楽と契約した男 瀬尾一三
中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、長渕 剛、徳永英明などを手がけた音楽プロデューサー瀬尾一三の初の書籍が刊行決定。真の音楽プロデュースと、ヒットの秘密を語った『音楽と契約した男 瀬尾一三』が ヤマハミュージックメディアから2020年2月10日に発売されます。瀬尾一三×萩田光雄、松任谷正隆、山下達郎、亀田誠治とのスペシャル対談も掲載。

以下インフォメーションより

1969年から音楽活動をはじめ「22才の別れ」(かぐや姫/1974)「『いちご白書』をもう一度」(バンバン/1975)「オリビアを聴きながら」(杏里/1978)「とんぼ」(長渕 剛/1988)「壊れかけのRadio」(徳永英明/1990)「糸」(中島みゆき/1992)「泣いてもいいんだよ」(ももいろクローバーZ/ 2014)等々、数々の時代を創ったヒット曲を生み続けた瀬尾が対談を軸に語る「編曲手法」や「アーティストコミュニケーション」、そして「音楽」に身を捧げることで近づくことができた「真(ほんとう)の音楽プロデュース」と、その結果として生まれたヒット曲の秘密に迫る。

本書では、日本を代表する現役の作・編曲家で楽曲「異邦人」「プレイバック Part2」のアレンジで知られる萩田光雄、音楽プロデューサーで、松任谷由実のプロデューサー松任谷正隆、竹内まりやのプロデューサー山下達郎、椎名林檎 他のプロデューサー亀田誠治、4名とのレジェンド・スペシャル対談が実現。J-POPシーンの黎明期から活躍する瀬尾がどのように彼らと関わり、瀬尾を含め現在も一線で活躍する各々がどうプロデュースをしてきたのかリアルな声を通して日本の音楽プロデュースの「現在(いま)」を浮き彫りにしている。

また瀬尾の半生を振り返り、瀬尾が関わった名曲、その曲に関わった人々、そして、その時代背景を通して生まれた瀬尾流プロデュース論とそれを支える特異な音楽観とヒットの真相に触れる。

さらに、その功績の伝達にとどまらず、瀬尾一三が、今現在もヒットメーカーで在り続ける理由と、その支柱となっている「真(ほんとう)の音楽プロデュース」を伝える作品となっている。

瀬尾の50年に及ぶ音楽活動の盟友である吉田拓郎からの瀬尾の人柄を伝えるプライベート話や、30年続く音楽パートナーである中島みゆきからの出逢いのエピソード、他、中村 中からの寄稿をはじめ、島村英二、小林信吾 他の一流ミュージシャン等、からのコメントも多数掲載。併せて、現在まで120を超えるアーティストと共に世に生み出した2、800曲を越える瀬尾の作品リストも収録。

生ける伝説のプロデューサー瀬尾一三を通して日本の音楽シーンを紐解いていく。
■『音楽と契約した男 瀬尾一三』
仕様:A5判/344ページ
本体価格:2,500円+税
発売日:2020年2月10日
商品コード:GTB01096305
ISBN:978-4-636-96305-2

【目次】 
序章  瀬尾一三とは何者か
第一章 プロデューサー瀬尾一三ができるまで
第二章 プロデューサー宣言
第三章 中島みゆきとの30年
終章  神様との契約
寄稿  吉田拓郎/中島みゆき/中村 中
対談  萩田光雄/松任谷正隆/山下達郎/亀田誠治
瀬尾WORKS 1969-2020(作品年表・編曲作品リスト)
※本書の内容は一部変更になる可能性がございます。

【瀬尾一三プロフィール】  
1947年9月30日生。兵庫県出身、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家。
1969年フォークグループ「愚」として活動。1973年ソロシンガーとしてアルバム『獏』を発売。
同年に『LIVE`73』を吉田拓郎と共同プロデュース。その後、中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、長渕 剛、
徳永英明 他、100をゆうに越えるアーティストたちの作品のアレンジ(編曲)やプロデュースを手掛け、
30年の音楽パートナー中島みゆきにおいては楽曲制作のみならずコンサート、『夜会』『夜会工場』の
音楽プロデュースも務めている。
2017年、自身初の作品集第1弾『「時代を創った名曲たち」〜瀬尾一三作品集 SUPER digest〜』を発売し、
コンピレーションとしては異例の1万枚出荷と好評を博した。2019年に第2弾、2020年1月に第3弾の発売が
決定。
そして本書が音楽活動50周年の集大成の一つとして2月10日に発売予定。