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特撮界のレジェンド、特撮監督の矢島信男が死去

2019/11/29 17:51掲載
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東映特撮物語矢島信男伝
東映特撮物語矢島信男伝
『ジャイアントロボ』『秘密戦隊ゴレンジャー』『宇宙刑事ギャバン』『宇宙からのメッセージ』など。戦後の日本特撮創世記からかかわり、テレビ特撮ブームを支え、日本一の特撮プロフェッショナル集団・特撮研究所を作り上げた、特撮界のレジェンド、特撮監督の矢島信男が11月28日に死去。日本アカデミー賞協会が発表しています。91歳でした。

矢島信男は埼玉県大宮市(現・さいたま市)出身。49年に松竹入社。『君の名は』(53年)、『喜びも悲しみも幾歳月』(57年)、『忘れえぬ慕情』(56年)などの特撮撮影や演出に関わる。59年に東映へ。幅広いジャンルの作品で特撮演出を手掛け、東映特撮の基礎を築いた。1965年に特撮研究所を設立。多くの特撮スタッフを育てた。

長年にわたり映画・テレビにおける特撮技術の基礎を築き、2011年には第34回日本アカデミーの「協会特別賞」を受賞。2006年には第4回文化庁映画賞・映画功労表彰を受賞した。