ギター・アンプの真実 エレキ・ギターの音色の90%以上はアンプで決まる / アキマツネオ
●『ギター・アンプの真実 エレキ・ギターの音色の90%以上はアンプで決まる』
定価:本体1,800円+税
品種:書籍
著者:アキマ ツネオ(著)
仕様:A5判 / 176ページ
発売日:2019.10.26
ISBN:9784845634361
<内容>
エレキ・ギターの音色の90%以上はアンプで決まる!?
ギター・アンプを知り尽くすアキマツネオ氏が語り尽くす真実のアンプ論
信じるか信じないかは、あなた次第!
元マルコシアス・バンプのフロントマンであり、知る人ぞ知るアンプビルダーでもあるアキマツネオ氏は、エレキ・ギターの音色の90%以上はアンプで決まると言います。
日本では住宅事情の関係で、スタジオやライブハウスに備え付けのアンプを使用することが多く、ギター本体やエフェクターで音を良くしようと試みる人が多いと思われます。しかし、残念ながらどんなに頑張ってもアンプが不調であれば、決して良い音は出ません。
そもそもブランドや機種ごとにアンプの設計は異なっており、各アンプの構造をより理解することで初めて、そのアンプの潜在能力を100%引き出せるのです。
本書では、アンプのことを知り尽くすアキマ氏が、皆さんの常識がくつがえるアンプの正しい使い方、アンプに関する素朴な疑問ををわかりやすく解説。
さらに、Marshall 1959、VOX AC-30、Fender Twin Reverb、Hiwatt DR103といった定番機種からヴァンパワーなどの伝説的なモデルまでを紹介していきます。
思わず、そうだったのかと膝を打ちたくなる衝撃的なギター・アンプの真実......音作りに悩んでいる方、アンプの購入を考えている方、バンド練習でリハーサル・スタジオを使うプレイヤーには、必読の一冊です。
【内容】
●歴史的名機と、その真実
・MARSHALL 1959
・VOX AC30
・FENDER Twin Reverb
・HIWATT DR103
・ORANGE OR120
●レジェンド・ギタリストと使用アンプ
・マーク・ボラン(T.REX)
・ロリー・ギャラガー
・ミック・ロンソン(DAVID BOWIE)
・ブライアン・メイ(QUEEN)
・ジョニー・サンダース(NEW YORK DOLLS)
・スティーヴ・ジョーンズ(SEX PISTOLS)
・ジミ・ヘンドリックス
・エリック・クラプトン
●Guitar Amp Basics(基礎編)
・真空管アンプとトランジスタ(ソリッドステート)・アンプを比較
・真空管アンプが生む音質――その真実
・ベース・アンプとしての真空管アンプ
・真空管アンプの仕組み(1)
・真空管アンプの仕組み(2)整流回路
・真空管アンプの仕組み(3)入力段
・真空管アンプの仕組み(4)出力段
・真空管というパーツの特徴
・真空管の寿命
・「プレゼンス」ツマミとは
・スピーカー・ユニットの選択肢
・スピーカー・ユニットの接続とインピーダンス
・スピーカー・ユニットの口径と出力
・セレッションのスピーカー・ユニット
・スピーカーのエイジング
・キャビネットの構造と音質
・スピーカーユニットの交換の目安
●Guitar Amp Tutorial(応用編)
・オーディオ・アンプとギター・アンプの違い
・プレイヤーが考えるべき「範疇」
・アンプの音量とワット数
・アンプの生む「コンプ感」
・トランスとは
・ケーブルの話〜ドンシャリ・サウンドとは
・4つ穴、6つ穴
・グラウンド・アース
・ギターアンプの限界
・アンプのツマミ・セッティングに関して
・コンセント〜ホスピタルグレード
・真空管のバイアス調整の必要性
・アンプのメンテナンスと修理
・ヒューズ
・ACインレットと形状
●Guitar Amp Manural(実践編)
・市販のギターアンプ
・マーシャルのトーン
・アンプの歪み、ファズの歪み
・アンプの歪み、オーバードライブの歪み
・スピーカーが生む「歪み」
・回路がシンプルだと音は良くなるのか?
・ノイズの正体
・電源ケーブルとヒューズの種類
・ガリが発生したポットは修理可能か
・内蔵リバーブの種類やメーカー
・パワー・アッテネーターの是非
・「AKIMA & NEOS」〜アンプビルダーとして
●特別対談1 アキマツネオ vs 越川和磨(元・毛皮のマリーズ)
「アキマさんのアンプの音は、聴いてすぐ"アっコレだ!"ってなります」
●特別対談2 アキマツネオ vs MR.PAN(THE NEATBEATS)
「1963年当時の本物の機材、そこにこだわっているんです」