この幻の作品を今回最終的に完成させたのは、オリジナル・セッション時のプロデューサーでもあったランディ・ホールとゼイン・ジャイルズに加え、85年から86年にドラマーとして実際にレコーディングに参加していたマイルスの甥、ヴィンス・ウィルバーン・ジュニアだ。また、ジャケット・カヴァーは当時マイルスが描き上げた絵画がレイアウトされている。また、今作のタイトル・トラックでもあり先のレコード・ストア・デイでもEPとしてリリースされている、女性R&Bシンガー、レデシーをフィーチャーした「Rubberband Of Life」は、現在デジタルでも聴く事が出来る。
「マイルスおじさんも、この仕上がりを誇りに思ってくれるはずさ。ランディとゼイン、そして私や、このプロジェクトに携わった全ての人達が、この「Rubberband Of Life」に全ての情熱と魂を注ぎ込んできたからね」 ─ ヴィンス・ウィルバーン・ジュニア
01. Rubberband of Life – featuring Ledisi 02. This Is It 03. Paradise 04. So Emotional – featuring Lalah Hathaway + 05. Give It Up 06. Maze 07. Carnival Time 08. I Love What We Make Together” – featuring Randy Hall 09. See I See 10. Echoes in Time/The Wrinkle 11. Rubberband