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ウォーターボーイズが「London Mick」のミュージックビデオを公開

2019/07/23 11:08掲載(Last Update:2019/07/23 12:19)
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The Waterboys / Where the Action Is
The Waterboys / Where the Action Is
マイク・スコット(Mike Scott)率いるウォーターボーイズ(The Waterboys)が「London Mick」のミュージックビデオを公開。この曲は最新アルバム『Where the Action Is』に収録

以下インフォメーションより

この曲は、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズ(G)に捧げられたロックロール・ナンバーであり、その歌詞も含め、人の心を動かし愉快にさせるという意味で、完璧なまでにザ・クラッシュの精神を表しており、歌詞の中ではマイクとミックの個人的な出会いが形を変えて綴られている。

また、このビデオでは、原宿・代々木公園を中心に活動するロックンロール・ストリートパフォーマンスチーム、原宿ストレンジャーズが大きくフィーチャーされている。この映像は 今年の初めにマイク・スコットが東京・代々木公園で撮影したもの。代々木公園は長い間ロカビリー愛好者の間で聖地という一面も持っており、1980年代からその愛好者グループ数組が毎週日曜日ここに集まり自分たちの好きな音楽をかけながらダンスを行なっていた。

「それは寒い日だった。10名くらいのロカビリー達が日本のロックンロールの定番曲をかけながら踊っていたんだ」と語るマイク・スコット。「そこには男性と同様に女性もたくさんいて、みんなブラックレザーやブルージーンズを身に纏いパンツの後ろのポケットには赤いバンダナを垂らしながら踊っていたね。その中の数名のジャケットの背中部分に“STRANGERS”というチームの文字が大きく描かれていた。男性達はリーゼントで先の尖ったシューズを履いており、丹念にリードを取りつつ、ツイストとロカビリー・ダンスをうまく合わせ、足を大きく広げるスプリッツやジャンプ、仲間とのハイファイヴや髪をなで付ける独特の動きなどを披露する。女性達はそれらをより洗練させたスタイルで、リズムに合わせステップを踏みエレガントで慎ましやかにダンスしていた。

僕が自分の携帯で撮ったのは5分間くらいで、その場にいたジーンズスタイルの若いメンバーと一言二言話し握手したくらいだったんだけど、その後数ヶ月してその映像をバンドメンバーのスティーヴ・ウィッカムにあげたら、彼が’ロンドン・ミック’に合わせて映像を作ってきたんだ」

結果、このビデオはロックンロール、それにザ・クラッシュの持つ鬱屈した状況から放たれるパワーや情熱に対する完璧なトリビュートの役割を果たすことになった。





アルバムはSpotify、Apple Musicで全曲リスニング可