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書籍『越境する音楽家たちの対話〜ワールドミュージックとは何だったのか?』発売

2019/06/24 13:59掲載
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越境する音楽家たちの対話〜ワールドミュージックとは何だったのか?
越境する音楽家たちの対話〜ワールドミュージックとは何だったのか?
書籍『越境する音楽家たちの対話〜ワールドミュージックとは何だったのか?』が彩流社から7月3日発売。現在の日本の音楽シーンを彩る達人たちとの対話を通し、ワールドミュージックを振りかえる。
■『越境する音楽家たちの対話
ワールドミュージックとは何だったのか?』

関口 義人 著
四六判 / 240ページ / 並製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2582-9 C0073
発売日:2019年07月01日

<内容紹介>

現在の日本の音楽シーンを彩る達人たちとの対話を通し、ワールドミュージックを振りかえる。

クラシックから、ジャズ、ロック、ポップス、タンゴ、民謡まで、幅広くカバーするミュージシャンたち。彼らは、それぞれの音楽的背景があるからこそ、その背景とは異にする民族楽器、ダルブッカやパーカッション、アコーディオン、コントラバス、シタールへと手を伸ばす。自国性を自ずから脱する異国性に長け、尚且つ、世界性を持つ音楽の達人たちである。

松山晋也×徳永伸一×関口義人

大熊ワタル×岡庭矢宵

笹久保伸×喜多直毅

Saigenji×平松加奈

Takseema×森内清敬

立岩潤三×藤野由佳

岡部洋一×木村伸子

鬼怒無月×海沼正利

会田桃子×笹子重治

太田恵資×ヨルダン・マルコフ

佐藤芳明×小松亮太

おおたか静流×石塚隆充

巻上公一×沢田穣治

岩川 光×仲野麻紀

八木美知依×クリストファー・ハーディ

ヨシダダイキチ×OKI

アフリカ、ラテンアメリカ(カリブ、中南米)、
ヨーロッパ(アイルランド、スペイン、
バルカン・東欧のジプシー…)、
アジア(インド、トルコ…)、
アラブ、ユダヤ

―1985〜90年代に
ワールドミュージックと呼ばれた音楽は、
いったいどこにあったのか?

リスナーとミュージシャンは、
同じ意識でこの言葉をとらえていたのだろうか?

ワールドミュージックを学ぶ音楽講座「音楽夜噺」を
10年・100回つづけた
関口義人氏とミュージシャンたちとの越境的対話。

<著者プロフィール>
関口 義人(セキグチ ヨシト)
せきぐち・よしと
音楽評論家、ロマ研究家。
桜美林大学総合芸術学群講師、首都大学講師。幼少時代からピアノ、バイオリンを学び、中学校時代にバンド活動を開始。高校では一気にジャズに溺れ、19歳からアメリカに音楽留学。27歳まで音楽活動で暮らす。1997年から会社員としてヨーロッパでの駐在勤務。20年を経て帰国後、2005〜2015年まで、音楽夜噺を主催した。

著書等に、
『ロマ・素描 ジプシー・ミュージックの現場から』
(関口義人 著、東京書籍、2003年)、
『バルカン音楽ガイド』
(関口義人 著、青弓社、2003年)、
『ブラスの快楽 世界の管楽器CDガイド600』
(関口義人 著、音楽之友社、2005年)、
『ジプシー・ミュージックの真実
ロマ・フィールド・レポート』