ブラジルのヘヴィメタル・バンド、
ANGRAや
VIPERなどでの活躍でも知られるヴォーカリストの
アンドレ・マトス(André Matos)が6月8日に死去。元ANGRAのドラマー、リカルド・コンフェッソーリが自身のFacebookページで明らかにしています。死因は発表されていませんが、ブラジルのメディアUOL Entretenimentoは心臓発作を起こしたと報じています。47歳でした。
アンドレは6月2日にブラジルのサンパウロで
トビアス・サメッツ・アヴァンタジア(TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA)のライヴにゲスト参加していました。アヴァンタジアはFacebookページで「たった5日前にステージを共にした友人のアンドレが亡くなったという悲劇的なニュースに打ちのめされています。ショックを受けています」と投稿しています。
アンドレ・マトスはブラジル・サンパウロ生まれ。1985年にVIPERを結成。2枚のアルバムを発表したのち脱退。1991年にキコ・ルーレイロらと共にANGRAを結成。デビューアルバム『Angels Cry』ほか発表したのち脱退。2000年に一緒に脱退した2人と共にシャーマンを結成。2006年に脱退したアンドレは、自分の名前を掲げたアンドレ・マトスを結成しています。
【Update:2019/06/09 12:07】
アンドレの訃報を受け、元ANGRA/現メガデスのギタリスト、キコ・ルーレイロは自身のFacebookページで「なんて悲しい朝だ。電話とニュースでアンドレ・マトスが亡くなったのを知った。人生はあまりにも壊れやすい。僕は泣いた」で始まる追悼コメントを発表しています。キコはコメントの最後に「アンドレ、あなたは今もそしてこれからも僕たちすべてにとってとても重要な存在です。今週彼は20年後に再び一緒に遊びたいと言っていた。あまりにも悲しい。あなたの声、あなたの曲、そしてあなたのピアノは僕たちのファン全員にとって永遠のものとなるでしょう。ありがとう、アンドレ。安らかに眠ってください」と書いています。
【Update:2019/06/10 8:23】
アンドレ・マトスのFacebookページにて死因は心臓発作であることが正式に発表されています