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ドクター・ジョンが死去

2019/06/07 08:37掲載(Last Update:2019/06/07 08:43)
Dr. John
Dr. John
米ニューオーリンズを代表するミュージシャン、ドクター・ジョン(Dr. John/本名:Malcolm John Rebennack Jr.)が6月6日に死去。彼の家族が明らかにしています。死因は心臓発作。77歳でした。

ドクター・ジョンはルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。父親がレコード店を経営していたこともあり、少年時代からジャズ、ゴスペル、R&Bを聴いて育つ。当初はギタリストを目指していたが、クラブで演奏中に喧嘩に巻き込まれ左指薬指を負傷し、ピアニストに転向。

60年代半ばにロサンゼルスに移り、スタジオ・ミュージシャンとして活動を開始。ソニー&シェールの紹介でアトランティック・レコードと契約し、1968年に1stアルバム『Gris-Gris』を発表。1972年にはニューオーリンズの古いポピュラー音楽を蘇らせた試みとして高い評価を受けた名盤『Dr. John's Gumbo(ガンボ)』を発表。1973年にアラン・トゥーサン、ミーターズと共演したアルバム『In the Right Place』からは、ヒット・シングル「Right Place Wrong Time」が生まれ、ニュー・オーリンズ・ファンクを広く知らしめることとなる。セッション・ミュージシャンとしては、ローリング・ストーンズ、ヴァン・モリソン、ソニー&シェール、フランク・ザッパ、ハリー・ニルソンなどのアーティストとレコーディングを行う。

1989年の『In a Sentimental Mood』収録曲「Makin' Whoopee!」でグラミー賞の最優秀ジャズ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞。2011年にはロックの殿堂入りを果たしている。