60年代半ばにロサンゼルスに移り、スタジオ・ミュージシャンとして活動を開始。ソニー&シェールの紹介でアトランティック・レコードと契約し、1968年に1stアルバム『Gris-Gris』を発表。1972年にはニューオーリンズの古いポピュラー音楽を蘇らせた試みとして高い評価を受けた名盤『Dr. John's Gumbo(ガンボ)』を発表。1973年にアラン・トゥーサン、ミーターズと共演したアルバム『In the Right Place』からは、ヒット・シングル「Right Place Wrong Time」が生まれ、ニュー・オーリンズ・ファンクを広く知らしめることとなる。セッション・ミュージシャンとしては、ローリング・ストーンズ、ヴァン・モリソン、ソニー&シェール、フランク・ザッパ、ハリー・ニルソンなどのアーティストとレコーディングを行う。
1989年の『In a Sentimental Mood』収録曲「Makin' Whoopee!」でグラミー賞の最優秀ジャズ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞。2011年にはロックの殿堂入りを果たしている。
Towards the break of day June 6, iconic music legend Malcolm John Rebennack, Jr., known as Dr. John, passed away of a heart attack. The family thanks all whom shared his unique musical journey & requests privacy at this time. Memorial arrangements will be announced in due course.