米ローリングストーン誌 独自の音楽チャート開始へ、毎日更新でストリーミング・データも反映
2019/05/08 13:50掲載
Rolling Stone
米ローリングストーン誌は、5月13日より、独自の音楽チャートを開始する予定。このチャートには「シングル TOP100」や「アルバム TOP200」も含まれ、毎週ではなく毎日更新され、ストリーミングのデータも取り入れます。チャートには、この2つのほか、話題のストリーミング・アーティスト500選の「Rolling Stone Artist 500」、最も話題になっているアーティスト25選の「Rolling Stone Trending 25」、初めてチャートに登場した新しいアーティスト25選「Rolling Stone Breakthrough 25」も発表する予定です。
米ローリングストーン誌の親会社であるメディア企業Penske Mediaは、2018年にストリーミング楽曲の集計に強みを持つ音楽分析サービスのBuzzAngle Musicを買収。米ローリングストーン誌はAlpha Data(旧:BuzzAngle Music)のデータを使用し、デジタルおよびフィジカル販売とストリーミングのデータを集計してチャートを編集します。
Penske MediaのCEOであるJay Penske は「リスナーの進化する興味を正確に反映し、世界的な傾向への洞察を与えるためには、透明性が高く、きめ細かいリアルタイム数量化が必要です」と説明し、集計がより透明になり、ストリーミング文化を正確に反映するようになると主張しています。