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「YMOのテクノマジック」「シンセと時代」他 雑誌『昭和40年男』最新号の特集は「デジタル大革命」

2019/03/11 08:44掲載
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和40年男VOL.54
和40年男VOL.54
昭和40年(1965年)生まれの男性を対象にした情報誌『昭和40年男』(クレタパブリッシング刊)。最新号(VOL.54)の特集は「デジタル大革命」。MONO、MUSIC、GAME、その他の4パート構成。音楽編は「YMOのテクノマジック」「シンセと時代」「鈴木慶一が語る デジタルと音楽」「砂原良徳が語る シンセサイザーが変えた音楽、人、街、時代」ほか。3月11日発売
■『昭和40年男VOL.54』

発売日:2019年3月11日(月)
定価:700円(税8%込)

<巻頭特集>
俺たちを震撼させた
デジタル大革命

太古より人間は、いつの時代も夢を見ながら前へ前へと進んできた。そこから生まれてくる空想だったりアイデアだったりを具現化できるのが、ご先祖様から受け継いできた我々の能力で、常に努力と工夫を繰り返し、我々は生活向上を勝ち取ってきた。やがて蒸気機関や電話の技術が生まれ、空を飛ぶことすら叶えた。その瞬間の感動はどれほどのものだっただろう? そして現在、人間の見果てぬ夢は神の領域にまで踏み込もうとしている。そのベースは言うまでもなくデジタル技術だ。俺たちがガキの頃、アナログな世界に「デジタル的」なモノが侵入してきた。そして迎えた1970年代の終わり、世の中は「デジタル的」な空気に包まれていき、1980年に突入するや、その空気感と、急速に発展を遂げたリアルなデジタル技術とが共鳴し、大爆発を起こしたような地殻変動を感じた。その時の衝撃、今に続くデジタル革命の起点を、ともに探ってみよう。

<連載特集>
夢、あふれていた俺たちの時代昭和63年

昭和40年男が少年から青年を経て大人への道をまっしぐらに歩んでいた時期は、日本経済が沸点へ向かい急上昇を続けた時期とピッタリ重なる。その勢いを肌で感じて成長してきたのだから、時代の影響は多大に受けてきたハズだ。この連載特集は、俺たちが過ごした「夢、あふれていた時代」からある1年に焦点を当て、さまざまな出来事をふり返りながら、世代的ルーツの一端を「再検証」してみる試みだ。平成も終わりが近づくなかで、今回はあえて昭和最後の年「昭和63年(1988年)」をフィーチャーしてみた。さぁ、時間の旅に出かけよう!

<誌面紹介>

●特集/デジタル大革命 Prologue
デジタルの歴史 1965-1989

新しい動きと古い権威がせめぎ合いながらも、「進歩と調和」をテーマにデジタル化への歩みを進めてきた70年代。そのなかで物心をつけた昭和40年男は、「80年代」という言葉に、夢の21世紀が一足先にやってきたかのようなワクワク感を抱いた。サエキけんぞうによる「デジタルへの道」序章。

【part.1】MONO
・デザインから見るデジタル
・電子プロダクトのアナ→デジ進化
・デジタル・モノの標本採集
・クルマもデジタル空間へ

【part.2】MUSIC
・YMOのテクノマジック
・シンセと時代
・鈴木慶一が語る デジタルと音楽
・砂原良徳が語る シンセサイザーが変えた音楽、人、街、時代
・LPレコードのデジタル化
・テクノポップに浮かれた80年代前半の音楽シーン
・テクノ歌謡ジャケEXPO30

【part.3】GAME
・マイコンブーム到来!
・テレビゲームの黎明期
・デジタルゲーム百花繚乱
・Mr.ドットマン登場
・ゲーセンにかけた青春
・すがやみつる先生登場! だぜ〜ッ!! 『あらし』vs.デジタル
・マンガに現れたデジタル

【part.4】etc.
・1980年のアンドロイド
・フィルムに映されたデジタルな未来
・『オズの魔法使い』で体験したデジタル時代到来の予感
・新幹線が果たした役割
・電光文字が映した未来
・「笑い」とデジタル感覚

■インタビュー
・荒海に生きるタメ年男/清水直樹
・追憶のボール/篠塚和典
・俺たちのアイドル/林 寛子
・ガツン! と一言。兄貴の説教/石橋 凌

■連載特集 夢、あふれていた俺たちの時代 23歳(昭和63年)
[再検証]
・昭和天皇容態急変による自粛ムード
・平成初期のトップアイドル、Winkデビュー
・『探偵! ナイトスクープ』放送開始
・青函トンネル、瀬戸大橋が開通
・『ベルリン・天使の詩』がシャンテ シネで大ヒット
・藤波vs.猪木、フルタイムドロー

■健康講座
がん治療を支える新たな主役
「分子標的薬」が人類を救う!?

■新連載
昭和鉄道S40系「寝台特急 さくら」

■怒涛の連載記事
・昭和40年の男/泉 麻人「ワキを鳴らす男・豊登」
・TVの記憶「科学忍者隊 ガッチャマンII」
・デジとの遭遇「トミー/LSIゲーム スクランブル」
・みくに文具のプラモ棚「“空とぶウルトラマン"シリーズ」
・安田謙一の西の国から吹くコラム Sangari★a「福本 豊」
・洋楽追想記「'83 デュラン・デュラン/セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー」
・気まぐれ福田くん新聞「目覚めたタンチョウ」
・DJフクタケの 謎の円盤POP「“KAWAII"がいっぱい! 女児TOYレコードの世界」
・悲惨な戦い「野球嫌い少年の悲劇」