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書籍『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』発売

2019/03/07 09:34掲載
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私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史
私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史
書籍『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』が花伝社から3月20日発売。戦前から現在まで、洋楽と邦楽の関係性をポピュラー音楽研究の第一線で活躍する著者陣が分析。史学、文学、社会学、カルチュラルスタディーズ等の多様な視点から、これまでにない日本人とポピュラー音楽の関係を提示
●『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか――日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』
南田勝也 (著, 編集)

※以下インフォメーションより

<内容紹介>
"日本のポピュラー音楽は、ついに「洋楽コンプレックス」から解放されたのか?

ジャズ、ポップス、フォーク、ロック、そしてヒップホップ……あらゆるジャンルで「本場」に追いつき・追い越すことを目指してきた日本のポピュラー音楽。
世界有数の音楽消費大国となった現代に至るまで、私たちは洋楽からどのように影響を受け、自分たちの音を追い求めてきたのか?
近年進む「ドメスティック化」は、洋邦の差異が克服されたことを意味するのか?

史学、文学、社会学、カルチュラルスタディーズ等の多様な視点から、これまでにない日本人とポピュラー音楽の関係を提示"
出版社からのコメント
戦前から現在まで、洋楽と邦楽の関係性をポピュラー音楽研究の第一線で活躍する最強著者陣が分析。
日本音楽史の重要文献登場!

<著者について>

"南田勝也(みなみだ・かつや)序章、第2章、第3章
武蔵大学社会学部教授。博士(社会学)。専門は音楽社会学、現代社会論。主著に『ロックミュージックの社会学』(青弓社、2001年)『オルタナティブロックの社会学』(花伝社、2014年)他多数。"

髙橋聡太(たかはし・そうた)第1章
ポピュラー音楽を対象に、20世紀の環太平洋圏における文化の交流と表現史を研究。東京芸術大学大学院博士後期課程を単位取得退学、福岡女学院大学人文学部講師。

大和田俊之(おおわだ・としゆき)第4章
慶應義塾大学法学部教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。『アメリカ音楽史』(講談社)で第33回サントリー学芸賞受賞。

木島由晶(きじま・よしまさ)第5章
桃山学院大学社会学部准教授。専門は文化社会学、ポピュラー文化研究。音楽やビデオゲームといった娯楽的なものへの人びとの接触体験がどのように変容していくのかを研究している。

安田昌弘(やすだ・まさひろ)第6章
京都精華大学ポピュラーカルチャー学部教授。文化仲介者という視点から日仏ヒップホップ文化の比較研究し英レスター大学Ph.D. 取得。文化と空間の関係の諸相に特に関心がある。

永井純一(ながい・じゅんいち)第7章
神戸山手大学現代社会学部准教授。関西大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。主著『ロックフェスの社会学──個人化社会における祝祭をめぐって』(ミネルヴァ書房、2016年)。

日高良祐(ひだか・りょうすけ)第8章
首都大学東京システムデザイン学部助教。専門はメディア研究、ポピュラー音楽研究。音楽流通における伝送・通信技術と文化との関係について研究している。

土橋臣吾(どばし・しんご)第9章
法政大学社会学部准教授。専門はメディア論、デジタルメディア研究。デジタル情報化によるメディア文化とメディア経験の変容を具体的に記述することに関心がある。