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ブライアン・メイ著『レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語』の重版決定

2019/01/28 07:29掲載
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ブライアン・メイ / レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語
ブライアン・メイ / レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語
ブライアン・メイ(Brian May)著『レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語』の重版決定。2015年にDU BOOKSから刊行された本書は、世界一有名なハンドメイド・ギター、レッド・スペシャルの深部に迫る一冊。DU BOOKSのツイッターによると1月28日に重版が出来上がります。















●『レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語』
ブライアン・メイ (著), サイモン・ブラッドリー (著), 坂本信 (翻訳)

※以下インフォメーションより

「父親と僕は、エレクトリック・ギターを作ることに決めた。
僕はゼロからギターを設計した。
当時売っていたどのギターよりも性能が高くて、
チューニングがやりやすく、広い音域とサウンドが得られて、
高性能なトレモロが付いていて、空気の振動を通して
“よりうまく"フィードバックするギターをね」――ブライアン・メイ


ブライアン・メイとその父ハロルドは、
1963年にエレクトリック・ギターの製作に着手する。
ブライアンはそれまでに市販された
あらゆるエレクトリック・ギターを凌ぐ性能のギターを夢見ていた。
彼の父は、その夢を実現させるための技術的な知識と技能を持っていた。
ブライアンはクイーンのすべてのアルバムと、
世界中で行われたすべてのライブでこのギターを使用。
本書では、ブライアンにとって唯一無二のギター、
レッド・スペシャルのすべてを知ることができる。

ブライアンは自身によるデザインのことから自作の工具、
パーツの調達、ライブ・エイドや2012年のオリンピックの閉会式、
バッキンガム宮殿の屋上でのパフォーマンスなどの伝説とも言うべき名演まで、
あらゆる側面からレッド・スペシャルについて語っている。
また、これらの情報とともに、図面やスケッチ、メモ、細部のクローズアップや
レントゲン写真、ブライアンの演奏風景など、数多くの写真も盛り込まれている。

第1章 父ハロルドの工房からすべてが始まった
第2章 レッド・スペシャル誕生秘話
第3章 知られざるディテールとメカニズム初公開
第4章 クイーンのサウンドを支えたレッド・スペシャル
第5章 エリザベス女王も聴いたイギリス国歌演奏
第6章 ブライアン所有のレッド・スペシャル量産モデル
著者について

<著者紹介>
ブライアン・メイ Brian May
1947年生まれ、英ミドルセックス州出身。ロックバンド、クイーンのギタリストとして1973年にデビュー。
暖炉の木から製作した名器“レッド・スペシャル"とトレブル・ブースター、ヴォックスAC30アンプによって繰り出される彼のサウンドは、世界中のギタリストから敬愛の眼差しを集めている。
また彼は、ピックの代わりにイギリスの6ペンス硬貨、90年代後半からはオーストラリアの5セント硬貨を使用していることでも知られ、独特のアタック音によるギター・オーケストレーションは彼の代名詞にもなった。天文物理学の博士号を持つ博識者でもある。

<翻訳者紹介>
坂本信 Akira Sakamoto
1962年生まれ、北海道・札幌市出身。
1980年代半ばより、音楽および楽器・機材関連のインタビュアー、通訳、翻訳家、ライターとして活動。翻訳書としては『ビートルズ・ギア』、『伝説のモータウン・ベース ジェームス・ジェマーソン』、『作曲家と出会う』 シリーズ(すべてリットーミュージック刊)、『ゲイリー・ウィリス ベースを愛する101の方法』(ATN刊)などがある。
また、ベーシストとしても活動しており、伊藤たけしや仙波清彦、高崎晃、マイク・オーランドなどと共演している。