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キャプテン&テニールの“キャプテン”ことダリル・ドラゴンが死去

2019/01/03 07:59掲載
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Captain & Tennille - CREDIT: Ethan Miller/Getty Images
Captain & Tennille - CREDIT: Ethan Miller/Getty Images
70年代ポップ・ミュージックを代表する夫婦デュオ、キャプテン&テニール(Captain & Tennille)の“キャプテン”ことダリル・ドラゴン(Daryl Dragon)が1月2日、腎不全のため死去。彼の広報担当によると、彼の元妻で音楽パートナーであったトニ・テニールに看取られながら米アリゾナ州プレスコットのホスピスで息を引き取っています。76歳でした。

キーボーディスト兼アレンジャーのドラゴンはカリフォルニア生まれ。1967年からビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)と活動を共にしていたドラゴンは、1971年にヴォーカリストでソングライターのテニールと出会い、その後、ビーチ・ボーイズのツアーに一緒に参加した後、1970年代初頭にデュオとしての活動を開始します。

キャプテン&テニールは70年代に「Love Will Keep Us Together(邦題:愛ある限り)」「Do That to Me One More Time(邦題:愛の証し)」「The Way I Want to Touch You(邦題:君こそすべて)」「Muskrat Love」「Shop Around」などをヒットさせています。

2人は、おしどり夫婦として知られていましたが、2013年に別れ、翌年に離婚しています。とはいえ、離婚後も緊密な関係を保っており、テニールはドラゴンの世話をするためにアリゾナに引っ越しています。

“キャプテン”のニックネームは、ダリルがビーチ・ボーイズと活動を共にしていた時代に、彼がいつも船長のようなキャプテン帽をかぶってステージに立っていたことに由来します。