ヨ・ラ・テンゴ(Yo La Tengo)と、ビョークやアデルとの仕事でも知られる気鋭の現代音楽家ニコ・ミューリーが音楽を手がけたドキュメンタリー映画『いろとりどりの親子(原題:FAR FROM THE TREE)』。ヨ・ラ・テンゴがサントラ制作秘話と映画の魅力を語るインタビュー映像(日本語字幕付き)が公開されています
映画『いろとりどりの親子』は11月17日(土)より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開されます。
以下プレスリリースより
世界24か国語に翻訳され大ベストセラーとなった、アンドリュー・ソロモン著「FAR FROM THE TREE」を原作にしたドキュメンタリー映画『いろとりどりの親子』が11月17日(土)新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開されます。
そしてこの度、本作の魅力のひとつである劇中音楽を手がけたアメリカで最も敬愛されるバンドのひとつ、ヨ・ラ・テンゴ。5年ぶりとなるアルバム『There's A Riot Going On』を引っ提げ、10月には日本公演を大盛況で終え、話題を呼んだ彼らに、本作の日本公開にあたり独占インタビューを実施いたしました。さらに日本のファンに向けたコメント映像も到着しました!
今回、本作のサントラを手がけることになった経緯について、アイラ・カプラン(Vo,G)は「最初は、僕達の曲をいくつか使いたいという話だったんです。その時に〈できればサントラも〉という相談も受けていたけど、既にニコ・ミューリーがサントラを手掛けることが決まっていたから、どうなるかわからなくて。でも、プロジェクトが進むに連れて、次第に僕達のやりたいことが大きくなって、サントラを作ることになりました。」と振り返る。続けて「新作『There's a Riot Going On』の制作には2年かかったけれど、サントラは2ヶ月で作り上げなくてはいけないのが大変でした。それで、過去の作品を制作した際に使わなかった曲の素材に手を加えたりして、それをサントラの出発点にしました。そして、ある程度、素材ができると、それを監督のレイチェルに聴いてもらって、サントラの方向性について話をしたんです。」と元々ある音源をベースにして制作したという。
【ストーリー】 10年の歳月をかけて、300におよぶ親子を取材した、作家アンドリュー・ソロモン。親や周りとは“違う”性質を持った子どもを持つ親子たちのインタビューをまとめた「FAR FROM THE TREE: Parents, Children and the Search for Identity」は、世界24カ国で翻訳され、数々の文学賞を受賞した。この書籍をもとに、エミー賞受賞の、レイチェル・ドレッツィン監督が映画化。さまざまな“違い”を抱えた6組の親子の、戸惑いや、親から子への愛情、ありのままをアイデンティティとして受け入れていく姿を見つめるドキュメンタリー。