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『カンテレ開局60周年特別ドラマ なめとんか やしきたかじん誕生物語』 予告映像が公開

2018/11/09 11:53掲載
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『カンテレ開局60周年特別ドラマ なめとんか やしきたかじん誕生物語』
『カンテレ開局60周年特別ドラマ なめとんか やしきたかじん誕生物語』
関西の視聴率男と呼ばれテレビタレントとして大活躍、本業の歌手としても数々の名曲を世に放ち、関西のカリスマとして人気を博した、やしきたかじん。その知られざる長い下積み時代から晩年までを、やしきたかじんの著書、発言、関係者への取材をもとにフィクションとして、駿河太郎主演で描く2時間ドラマ『カンテレ開局60周年特別ドラマ なめとんか やしきたかじん誕生物語』。予告映像が公開。



『カンテレ開局60周年特別ドラマ なめとんか やしきたかじん誕生物語』は11月20日にカンテレ(関西テレビ放送)で放送(関西ローカル)。

■『カンテレ開局60周年特別ドラマ なめとんか やしきたかじん誕生物語』
カンテレ 2018年11月20日(火)午後7:00〜8:59(関西ローカル)

<キャスト>

☆やしきたかじん (駿河太郎)
大学時代から京都・祇園で弾き語りをしながら歌手になる夢を追いかける。たゆまぬ努力とさまざまな人の縁によりチャンスをつかみ歌手になる。紆余曲折を経ながら、歌手として数々の名曲を世に放ち、テレビタレントとしても関西のカリスマとして人気を博す。

☆高村京子 (中村ゆり)
たかじんが一目ぼれするスナックで働く劇団員。一途に夢を追いかける京子の姿に、たかじんも触発される。

☆田村ダイスケ(大東駿介)
たかじんが弾き語りをしていた祇園のクラブ店員。たかじんの下積み時代から晩年まで、長きに渡り支え続ける親友。

☆ホリデーバーガーのオーナー佐々木(山口智充)
☆キングレコードの社員竹中(西村和彦)
☆作詞家・山崎(石田明 NON STYLE)
☆笑福亭鶴瓶(松尾諭)
☆祇園のクラブ椿・瞳ママ(三船美佳)
☆ホステス レイコ(村川絵梨

☆やしきたかじんに縁のある豪華ゲストも多数出演
桂ざこば オール巨人 大平サブロー 秋野暢子 トミーズ健 遙洋子
木本武宏(TKO) 月亭八光 団長安田(安田大サーカス) 岡山祐児(オーケイ) 北野誠 リリアン

<ストーリー>

1969年、関西フォーク全盛期の京都で、19歳のやしきたかじん(駿河太郎)は日々アルバイトに励みながら、歌手になる夢を追いかけていた。バイト先のオーナーである佐々木(山口智充)は、親に勘当されて家を出て以来、たかじんにとっては父親のような存在。やがて、佐々木の紹介で祇園のクラブに出入りするようになったたかじん。毎晩のように客の前で歌い、評判も上々だったが、プロへの道はまだまだ遠く、いつしか結婚生活は破綻。
自らの歌を愛するあまり、態度の悪い客がいるとケンカを吹っかけ、店をクビになることも少なくなかった。

スナックで働く劇団員の高村京子(中村ゆり)に一目ぼれしたたかじんは、高校時代からの親友・山崎(石田明)が書いた詞をもとに、京子のために曲を作る。夢を追いかけ、舞台の上でまっすぐな芝居をする京子を見て、再びやる気を取り戻したのだ。すると、評判を聞きつけてやってきたレコード会社のプロデューサー・竹中(西村和彦)の目にとまり、1976年、実力を認められたたかじんは、ついに夢にまで見たレコードデビューを果たす。ところが喜んだのもつかの間、レコードは思ったように売れず、起死回生を狙って佐々木が企画した初のコンサートも失敗。

旧知の仲の祇園のクラブ店員・田村ダイスケ(大東駿介)らが懸命に励ますも、たかじんは自暴自棄になり、ついにレコード会社にも契約を打ち切られてしまう。夢に破れたたかじんは歌手をやめることを決意。しかし、どうしてもその才能をあきらめきれない竹中から、最後にコンテストに出てみないかと誘われる。場所は、歌手なら誰もが憧れる舞台、大阪フェスティバルホール。それを聞いて奮起したたかじんは、もう一度だけ自分のために詞を書いてほしいと山崎に頼み込み、8分にもわたるオリジナル曲で勝負に挑む――。

<演出・プロデューサー木村弥寿彦コメント >
(『たかじん胸いっぱい』のディレクター・プロデューサーとしてもたかじんと交流)
たかじんさんのドラマをプロデュースそして演出できることは大変光栄であると同時に大きなプレッシャーも感じています。そんな時、たかじんさんから「現場は空気が大事やねん。それがオンエアや!」とよく言われたことを思い出し、現場の空気を大事に演出しています。まさにたかじんさんが降臨した駿河さんの姿、歌に酔っていただければと思います。

<脚本 藤田智信コメント>
(『たかじん胸いっぱい』など20年以上にわたり、たかじんとタッグを組んできた構成作家)
当初は私が脚本を書くと決まっていたわけではなく企画・取材という形だったのですが、取材を進めていくうちに木村監督から「一番、たかじんさんのことを知ってる作家さんなので、書いてみたらどうですか?」という話になりました。たかじんの身近にいた人間として、近しい人間でしか知らないたかじんのクセ、よく言っていたフレーズなどは、ドラマのシーンやセリフとして意識的に取り入れているので、そのあたりも見ていただけたらと思います。多くの人が抱くたかじんのイメージである「豪快」「毒舌」。しかし、その素顔は真面目で努力家。人一倍の神経質で几帳面。インドア派。人見知りでひとりでは飲み行けないタイプ。などなど。本来、そのような性格の若者が、どのようにしてあの「やしきたかじん」になったのか?
この作品では、歌手になりたい夢を持ちながら、だんだんと夜の世界に染まっていき、抜けられなくなっていく自分への怒りや葛藤。何度も夢破れ、酒に溺れ、もがき苦しみ、一度は歌手の道をあきらめたこと。それでも必死に這い上がり、関西人に愛される大スターになっていく。そんな知られざる、やしきたかじんの青春時代を描きたいと思いました。
今回のドラマで初めて明かされる、たかじんのエピソードをぜひご覧ください。

■番組ページ
https://www.ktv.jp/nametonka/