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フランス在住のアルジェリア人ロッカー、ラシッド・タハが死去

2018/09/13 04:56掲載
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Rachid Taha - Photo by C Brandon/Redferns via Getty Images
Rachid Taha - Photo by C Brandon/Redferns via Getty Images
フランスの国際ニュース専門チャンネルFrance 24によれば、ライを基調に、ロック、テクノ、グナワ、アラブ歌謡など様々な音楽を貪欲に飲み込んだ作品を作り続けてきた、フランス在住のアルジェリア人シンガー、ラシッド・タハ(Rachid Taha)が9月11日、パリ近くの自宅で心臓発作を起こして死去。59歳でした。

ラシッド・タハは1982年にフランスのリヨンにてアラブ・ロック・バンド、カルト・ド・セジュールを結成。バンド名は「滞在許可証 (グリーンカード)」を意味し、移民の怒りなどをニュー・ウェーヴ、パンク、レゲエ、ファンクなどを盛り込んだロックに乗せて、アラビア語で歌っていました。1990年以降はソロ・アーティストとして活躍し、ブライアン・イーノやザ・クラッシュのミック・ジョーンズらともコラボレーションを行っています。