共にアメリカのポップ・カルチャーを象徴する存在であるフランク・シナトラとウィリー・ネルソンが表現する恋愛における様々な感情は、恋愛に落ちる時の夢のようなトキメキから、いつまでも引きずってしまう失恋の痛手まで、歌を聴く者の心に強く訴える。ウィリーの傑作アルバム1978年の『スターダスト』(現代アーティストとして当時初めてアメリカン・スタンダードのカヴァーを取り上げ、味わい深いヴォーカルにより歌手としての力量を発揮。500万枚を超える売上を記録している)と2016年の『Summertime: Willie Nelson Sings Gershwin』(グラミー賞最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞受賞作品)の精神そのままにレコーディングされた『マイ・ウェイ』は彼の英雄の一人へのオマージュである。
1. Fly Me to the Moon 2. Summer Wind 3. One for My Baby (And One More for the Road) 4. A Foggy Day 5. It Was a Very Good Year 6. Blue Moon 7. I'll Be Around 8. Night and Day 9. What Is This Thing Called Love (with Norah Jones) 10. Young at Heart 11. My Way