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『少年ジャンプ』編集部を100台のカメラで“生態観察” NHK総合『のぞき見ドキュメント 100カメ』9月17日放送

2018/09/11 03:54掲載
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NHK『のぞき見ドキュメント 100カメ』(c)NHK
NHK『のぞき見ドキュメント 100カメ』(c)NHK
『少年ジャンプ』編集部を100台のカメラで“生態観察”。ひとつの場所を100台の固定カメラで観察する番組『のぞき見ドキュメント 100カメ』がNHK総合で9月17日(月)放送。撮影スタッフが誰ひとり現場にいない、固定カメラ100台を使った撮影手法により、言わば“素”の人間ドラマを描き出す新感覚のドキュメンタリー番組。その記念すべき第一弾です。

●『のぞき見ドキュメント 100カメ』
NHK総合 9月17日(月) 午後10時45分
再放送:NHK総合 9月24日(月) 午前11時20分

ひとつの場所に100台の固定カメラを設置して、人々の“生態”を観察する番組。インタビューもナレーションもなし、まさに「のぞき見」。今回の舞台は、毎週175万部を発行する「日本一売れる雑誌」、週刊少年ジャンプ編集部。創刊50年、ヒットを続ける秘密は何か?各編集者の机、足元、会議室、廊下、冷蔵庫の中まであらゆる角度から観察。個性的な編集者たちの決定的な一瞬や、思わず「あるある」と共感する人間関係が!

【司会】オードリー

<ディレクター・インタビュー>

今回は、これまでにないロケ収録に臨んだ景山直樹ディレクターにインタビュー!撮影の苦労や番組の見どころについて、じっくり聞きました!

──100台のカメラで撮影とはすごい試みですが、いかがでしたか?

私たちスタッフもはじめての経験なので、最初は試行錯誤しました。例えば使用するカメラ。従来のドキュメンタリー番組では、立派なカメラ1台を担いで、数名でチームを組んで……という撮影スタイルが多いです。

ですが今回仕掛けるカメラは100台で、撮影期間は4日にわたります。 それだけの連続撮影が可能で、取材対象者にカメラを意識させないためには、可能な限り小さいサイズのものが望ましい。とはいえ、画質はちゃんとしたクオリティーのものでないといけない。どんなカメラがいいのかを検討した結果、“ゴープロ”というカメラを使用することにしました。よく、ヘルメットなどに装着して使用するカメラですね。

──ジャンプ編集部の、どんなところにカメラを仕掛けたのですか?

ジャンプ編集部員は18名おり、各々のデスクはもちろん、足元、会議室、休憩スペースなど、ありとあらゆる場所に仕掛けました。ほかの人には聞かれたくない、秘密の電話をするスペースなんかにも設置しましたね。意識したのは物陰から撮影しているような位置にカメラを据えるなど、“のぞき見”っぽさを演出すること。

ものすごい数です!ジャンプ編集部の様子をこんなに見られるとは!
もちろん編集部の皆さんには、許可をいただいた上で撮影を行っていますが、すべてのカメラ位置まではお伝えしていません。そうすることで、より現実に近いリアルな姿を捉えられますし、視聴者の皆さんには、実際その場にいるかのような臨場感を味わっていただけると思います。

※インタビューの続きは以下のNHKサイト内 番組紹介コラムでご覧になれます。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=15998

※予告映像もある番組ページ
http://www4.nhk.or.jp/P5050/x/2018-09-17/21/24988/2820009/