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ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの作品群がストリーミングで解禁

2018/09/08 07:00掲載(Last Update:2018/09/10 20:59)
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Joan Jett
Joan Jett
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ(Joan Jett and The Blackhearts)の作品群がSpotifyやApple Musicなどのストリーミングで解禁。9月7日より配信が開始されています。

今回、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの作品を保有するBlackheart RecordsはSony Music Entertainment&Legacy Recordingsと新たな契約を締結。シングル、アルバム、ミュージックビデオ、コンサートフィルムなどジョーン・ジェット(Joan Jett)作品全体がSME/Legacyの傘下にあり、今後デジタルフォーマットやフィジカル・フォーマットでもリリースされる予定です。





ストリーミング開始の告知映像あり





以下ソニーミュージックのプレスリリースより

ソニー・ミュージックエンタテインメントと傘下のレガシー・レコーディングズは、ロック界のアイコン、ジョーン・ジェットと伝説のソングライター/プロデューサー、ケニー・ラグーナ、メリル・ラグーナが1980年に設立したアメリカン・ミュージック・レーベル“ブラックハーツ・レコーズ”と新しい契約を締結した。「アイ・ラブ・ロックンロール」、「クリムゾン・アンド・クローヴァー」、「バッド・レピュテーション」、「ドゥ・ユー・ウォナ・タッチ・ミー(オー・イエー)」といった名曲や世界的ヒット曲を含む、ジョーン・ジェットの楽曲カタログの全世界における権利を網羅している。

『バッド・レピュテーション』、『アイ・ラブ・ロックンロール』、『誘惑のブラックハート (Glorious Results of a Misspent Youth)』 、『シナー』、『ピュア・アンド・シンプル』、『アンヴァーニッシュド』(スタンダード盤とデラックス盤)、そして『アイ・ラブ・ロックンロール 33 1/3 アニヴァーサリー』、『ジョーン・ジェット:ザ・ファースト・セッションズ』のスペシャル・エディション、『グッド・ミュージック』、『アップ・ユア・アレイ』、『雨を見たかい (The Hit List)』、『ノトリアス』他、ジョーン・ジェットの様々な作品が初めてストリーミングおよびデジタル・サービスで入手可能になる。その後もジョーン・ジェットの全カタログ(シングル、アルバム、ミュージック・ビデオ、ライヴ映像など)が、デジタルおよびフィジカル・フォーマットにてリリースされていく予定。また、パートナーシップの一環として、ソニー・ミュージックエンタテインメント内部のマーチャンダイズ会社ザ・スレッド・ショップがジョーン・ジェットのマーチャンダイズの権利、販売のライセンシング、Eコマースを全世界において独占的に管理することになる。

ブラックハーツ・レコーズのヴァイス・プレジデント、キャリアン・ブリンクマンはこう語る。
「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの全作品を含むブラックハーツ・レコーズのカタログが、ストリーミングの分野に進出するということもあり、ブラックハーツ・レコーズはソニー・レガシーとの提携を喜んでいます。同社はこの分野に最も長けており、取り扱うブランドやアーティストについて理解があります。理想的なパートナーシップだと感じています」。

SMEコマーシャル・ミュージック・グループ社長のリチャード・ストーリーはこう語っている。
「生々しく、リアルで、妥協のないジョーン・ジェットの音楽は、40年にわたってポップ・カルチャーの風景に不可欠な一部分になってきました。ソニー・ミュージックとレガシー・レコーディングズはジョーン・ジェットの物語の一部となることを光栄に思い喜んでいます。彼女の音楽とアティテュードを未来のロッカーたちに伝えることを楽しみにしています」。

2018年のサンダンス映画祭で初公開され大絶賛された、ケヴィン・カーズレイク監督の手がけたジョーン・ジェットのドキュメンタリー映画『バッド・レピュテーション』も全米で劇場公開となる(日本公開は未定)。同作は、因習を打破するパンク・ロックの先駆者としてシーンに登場した1970年代から、ブラックハーツとともにチャートの頂点を極めるヒットメーカーとしての進化を見た1980年代、1990年代から2000年代、そして、ロックンロールの殿堂入りを果たす2015年まで、ジョーン・ジェットのたぐいまれな人生とキャリアを時系列で追うもの。『バッド・レピュテーション』は、北米ではマグノリア・ピクチャーズが配給し、9月26日に全米各地で一夜限りの特別な劇場公開が行われたのち、9月28日からニューヨークとロサンゼルスで完全劇場公開されると同時に、iTunes、アマゾン、オン・デマンドにて視聴可能になる。映画の劇場公開では10分間にわたるジョーン・ジェットの未発表ボーナス映像がフィーチャーされる。

ドキュメンタリー映画『BAD REPUTATION』のサウンドトラックも9月28日リリースされる(日本盤発売日は未定)。キャリアを網羅するサウンドトラックにはジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの新曲「フレッシュ・スタート」が初収録されるほか、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツのライヴやスタジオ演奏、また、ザ・ランナウェイズ、ビキニ・キル、セックス・ピストルズのメンバーらがフィーチャーされた楽曲や、マイリー・サイラス、ローラ・ジェーン・グレース、ジョーン・ジェットが参加した未発表曲「アンドロジナス」も収録される。

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツのカタログに加え、“ブラックハーツ・レコーズ”から発表されていたジョーン・ジェットがフィーチャーされたイーヴル・スティグ、シェリー・キュリー、FEA、ジャックナイフ・スティレット、ガール・イン・ア・コマ、ザ・ドリーロッツ、ザ・ヴェイカンシーズ、ザ・キュート・レパーズ、ジ・アイライナーズの作品や、『ア・ブラックハート・クリスマス』や『ラグーナ・チューンズ』といったコンピレーション・アルバムなどもリリース予定。

ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの楽曲は、映画『フラッシュダンス』、『ハイ・フィデリティ』、『チャーリーズ・エンジェルズ』からテレビ番組の『ドーソンズ・クリーク』、『ザ・ソプラノズ』、『ファミリー・ガイ』、さらにはスティーヴン・スピルバーグの最新SF映画『レディ・プレイヤー1』にいたるまで、数多くのテレビ番組や映画のサウンドトラックにも使用されている。「パンク界のゴッドマザー」「元祖ライオット・ガール」と呼ばれてきたジョーン・ジェット。今も新しい世代へインスピレーションを与え続けているアーティストといえる。

【アルバム情報】
●『BAD REPUTATION SOUNDTRACK』
1.Joan Jett and the Blackhearts - Fresh Start
2.Joan Jett - Bad Reputation
3.Joan Jett and the Blackhearts - Rebel Rebel
4.The Runaways - Cherry Bomb
5.The Runaways - Wasted
6.Joan Jett and the Blackhearts - Love Is Pain
7.Joan Jett and the Blackhearts - Do You Wanna Touch Me (Oh Yeah)
8.Joan Jett with Steve Jones and Paul Cook - I Love Rock N’ Roll
9.Joan Jett and the Blackhearts - Victim of Circumstance
10.Joan Jett and the Blackhearts - I Hate Myself For Loving You
11.Joan Jett and the Blackhearts - Crimson and Clover
12.Bikini Kill - Rebel Girl
13.Joan Jett and the Blackhearts - I Wanna Be Your Dog
14.Joan Jett and the Blackhearts - Fetish
15.Joan Jett and the Blackhearts - Change the World
16.Fea - Feminazi
17.Joan Jett, Miley Cyrus and Laura Jane Grace - Androgynous