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ギターを125時間連続で演奏し続けた豪ミュージシャンがギター連続演奏時間の世界記録を更新

2018/07/22 08:18掲載
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Scott Burford - photo: Facebook: Kate Wheatley Smith
Scott Burford - photo: Facebook: Kate Wheatley Smith
ギターを125時間連続で演奏し続けたオーストラリアのミュージシャンが、ギター連続演奏時間の世界記録を更新しています。

ABC(オーストラリア放送協会)によれば、挑戦したのはオーストラリアのニューサウスウェールズ州ウロンゴン在住のミュージシャン、スコット・バーフォード(男性/49歳)。スコットはシドニー南部のエンガディーンにある音楽ショップで、7月15日正午よりギターを弾き始め、7月20日の午後に世界記録を更新しています。

これまでの公式記録はダブリンのデーブ・ブラウンが2011年に記録した114時間6分。最近カナダのギタリストが124時間30分の連続演奏を行ったものの、これは証拠不十分として認められていません。

スコットの今回の記録はギネス世界記録に申請され、審査を受けて認められると正式に世界記録となります。

ギネスが定めた「ギター連続演奏時間」の規程によると、演奏者は曲の間に30秒の休憩を許されており、また1時間の演奏後5分の休憩を取れることになっています。またルールでは、挑戦中に演奏できる楽曲は既に公開されている楽曲のみで、4時間に1回だけ繰り返して演奏することが許されています。スコットは今回の挑戦のため、500曲のレパートリーを用意していました。

彼のチャレンジには看護師と元・救急隊員が24時間体制でサポートし、またギネス世界記録の規程から外れることのないようサポーターが交代で時間を計測し、曲を記録しています。

挑戦中には、地元のミュージシャンが時折参加して一緒に弾いたり歌ったりしてスコットを励ましたそうです。ショップのゼネラルマネージャーによれば、スコットは睡魔に襲われた時もあったそうで、スタッフが「スコット、目を閉じないで」と言う場面もあったとのこと。またスコットは、指の皮がはがれないよう強力瞬間接着剤(スーパーグルー)を使って挑戦を続けたそうで、終了後、スコットの指先は腫れ、水ぶくれができていました。

今回のチャレンジは、精神的虐待などを受けた若者を音楽やダンスなどを通じてサポートする慈善団体Musicians Making A Differenceの寄金集めのために行ったものです