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スティーヴ・マリオットを描いた短編映画『Midnight Of My Life』が期間限定で無料配信中、音楽担当はライドのアンディ・ベル

2018/07/13 20:31掲載
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Midnight Of My Life - A New Short Film about Steve Marriott
Midnight Of My Life - A New Short Film about Steve Marriott
英国の俳優マーティン・フリーマンが、スモール・フェイセス(Small Faces)ハンブル・パイ(Humble Pie)での活躍でも知られるスティーヴ・マリオット(Steve Marriot)を演じたショートフィルム『ミッドナイト・オブ・マイ・ライフ(Midnight Of My Life)』が、世界中から厳選したショートフィルムを無料配信している「ブリリア ショートショート シアター オンライン」にて期間限定配信中。

音楽を手がけたのはライド(Ride)アンディ・ベル(Andy Bell)。監督は『さらば青春の光』にも出演した俳優のフィル・デイヴィス。この作品はクラウドファンディングサイトcrowdshedにて行われた出資キャンペーンを活用して制作されており、2016年に英国の映画祭などで上映されています

●『ミッドナイト・オブ・マイ・ライフ』
Midnight Of My Life

製作国:イギリス
ジャンル:ドラマ
製作年:2015
上映時間:7分

<Story>
1985年7月、ロンドン。大小のロックスターがウィンブレーで才能を輝かせている頃、スティーブ・マリオットはパットニーの薄暗いパブで、居合わせた酒飲み達の前でステージに立つ準備をしていた。やり切れない思いとアルコールが体を巡る中、他のバンドメンバー達を待つ。その時、若いモッズとの出会いによりスティーブの魂が再び蘇る。

<解説>
英国の俳優マーティン・フリーマンが、イギリスのロックバンド「スモール・フェイセス」(Small Faces)のボーカル、スティーブ・マリオットを熱演。スモール・フェイセスは1965年から1969年まで活動、日本での認知度こそ低かったが英国ではザ・フーと双璧をなすモッズ・バンドとして成功を収めた。(モッズとは1950年代後半から60年代にイギリスで流行した音楽やファッションなどのライフスタイル、ムーブメント。モッズコートなど現在のファッションにもスタイルが残っている)

本作の舞台は1985年7月、場末の音楽パブ。立ち上げの中心メンバーにして、「名声なんかいらない」と人気絶頂だった「スモール・フェイセス」を解散させたスティーブ。その後はいくつかのバンドを立ち上げては解散し、ソロで小さな会場を回って演奏を続けていた。20世紀最大のチャリティフェスとも呼ばれる「ライブエイド」のTV中継に客が夢中になる中、一人酒を飲み、音楽論を語る。
子役としてピーター・セラーズの映画に出演するなど、映画との縁も深いスティーブ。44歳で世を去った彼だがもし生きていたら本作を観てなんと言うだろうか。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://sst-online.jp/theater/1429/


以下は以前に公開された映像・音源