エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン 日本のBGMの歴史 / 田中雄二
日本のBGMの歴史を総括した書籍『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン 日本のBGMの歴史』(DU BOOKS/4月27日発売)の刊行記念イベント<音で聞く『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン』集中講義>が、5月20日(日)に東京・ネイキッドロフトで開催されます。
イベントは、誌面で紹介したBGMの歴史を、音と映像で辿る3時間。特別講義「YMOと『BGM』」では『カルトQ』出題者でもある著者・田中雄二が、作品が生まれた背景を、電子音楽史、BGM史双方から検証します。
<音で聞く『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン』集中講義>
2018年5月20日(日)ネイキッドロフト
OPEN 18:00 / START 18:30
前売\\1500 / 当日\\2000(共に飲食代別・1オーダー\\500以上必要となります)
※前売券はイープラスにて4/21(土)12:00より発売開始!
【出演】田中雄二(『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン』著者)
【ゲスト】小久保隆(音環境デザイナー/緊急地震速報、iモード決済音などを制作)
【ミニライヴ】ショック太郎(無果汁団/ex.blue marble)
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/87298
●『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン 日本のBGMの歴史』
DU BOOKS/4月27日発売
※以下インフォメーションより
装画:奥村靫正
帯コメント:直枝政広(カーネーション)
世界一の音楽消費国と言われるまでになった、日本のBGMの歴史を総括!
名著『電子音楽 in Japan』の著者による、入魂のジャパニーズBGM史!
海外で生まれたBGMビジネスが、
日本にどのように持ち込まれ普及していったのか――。
その歴史をビジネス界のトレンド、ハードウエア史、著作権の変遷など、
さまざまな視点を絡めながら、今日に至るヒストリーを振り返る。
BGMとは?
バックグラウンド・ミュージックの略称。
アメリカにおいて「ミューザック」、「エレベーター・ミュージック」と呼ばれていた公共空間への音楽配信サービスを、
東洋音楽放送がこう名付けてセールスしたことから日本で定着。
アメリカでは使われないが、ヨーロッパは日本と同じBGMで通じる。
アスリートたちが愛聴している定番BGMリスト、
SNS等で話題の西友ストアのBGMについて、
さらに、日本初のBGM年表も掲載!
著者について
田中雄二
週刊誌副編集長、書籍編集者を経て、現在は広告制作会社の映像プロデューサー。
大野松雄、TM NETWORKドキュメンタリーなどの構成のほか、『電子音楽 in JAPAN』、『電子音楽 in the (lost)world』、『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』、
『吹替洋画事典』、『昭和のテレビ童謡クロニクル』、『AKBとニッポンのロック』などの執筆業も。
CD復刻プロデュースほか、細野晴臣、坂本龍一、冨田勲追悼公演のパンフレットをはじめとする、オフィシャル出版物などにも寄稿している。