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Technics、世界初“ターンテーブルだけ”のフルオーケストラ演奏を実施 3月20日「LPレコードの日」に動画を公開

2018/03/19 20:46掲載(Last Update:2018/03/20 01:04)
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【Technics】世界初“ターンテーブルだけ”のフルオーケストラ演奏を実施
【Technics】世界初“ターンテーブルだけ”のフルオーケストラ演奏を実施
Technics、世界初“ターンテーブルだけ”のフルオーケストラ演奏を実施。3月20日の「LPレコードの日」にあわせ動画を公開します。

以下プレスリリースより

パナソニック株式会社は、2018年3月20日(火)、同日が「LPレコードの日」であることに合わせ、Technicsブランドとして“Rediscover Music”をテーマに、楽器としてTechnicsの「ターンテーブル(アナログレコードプレーヤー)」だけを用いた世界初のフルオーケストラ演奏動画を公開します。

若干12歳(※)で2017年『DMC World Championship』優勝の現役日本人王者、DJ Rena(史上最年少世界チャンピオン)をはじめ、総勢30人の世界屈指のDJたちが一堂に会し、Technicsの象徴であるターンテーブル(「SL-1200」シリーズ)だけを使った、世界初の“ターンテーブルオーケストラ”が実現。DJたちは高度なテクニックを用いて、さまざまなクラシック音源を再構築&マッシュアップ。楽曲の断片がコラージュされ、有機的につながっていきます。
※ 2017年『DMC World Championship Single』優勝時の年齢。2018年3月現在13歳。

テーマは “Rediscover Music”。1972年の登場以来、多くのユーザーとともにあらゆる音楽を再構築し、新たな音楽を創り上げてきた「SL-1200」だからこそできた、まったく新しい音楽体験です。

▼「The Philharmonic Turntable Orchestra」動画/特設サイト(動画は2018年3月20日(火)公開)



http://phil.technics.com

■世界初。ターンテーブルオーケストラ
「ターンテーブルオーケストラ」。それは、ターンテーブル(アナログレコードプレーヤー)のみを楽器として構成される、世界初のフルオーケストラです。

都内のスタジオに集結したのは、総勢30人の世界屈指の“ターンテーブリスト”と呼ばれるDJたち。2002年アジア人初の世界チャンピオンとなったDJ Kentaroはじめ、『DMC World Championship』の過去の優勝者を含む錚々たるメンバーが燕尾服に身を包みます。2017年『DMC World Championship』Single部門優勝の現役世界王者、若干13歳のDJ Rena(史上最年少世界チャンピオン)も参加しています。

使用するのは、クラシック音楽のレコードと、ミキサー、そしてTechnicsのターンテーブル「SL-1200」シリーズのみ。DJたちは、スクラッチやビートジャグリング、ドラミングなど、それぞれが高度なテクニックや特技を生かして、さまざまなクラシック音源を再構築、マッシュアップし、3分強のまったく新しいオリジナルの音楽を生み出します。

1972年の登場以来、Technicsの象徴である「SL-1200」シリーズは、音楽に情熱を注いできた人たちとともに新たな音楽文化、感動を創り出してきました。音楽に向き合って鑑賞する機会の減ってきた現代の人々に、驚きとともに「音楽と出会う」感動を再び体験してもらいたいという思いで、日本で初めてLPレコードが生まれた3月20日、この「The Philharmonic Turntable Orchestra」を贈ります。

■出演DJ(順不動)
DJ Kentaro、DJ Qbert、DJ Swamp、DJ D-styles、DJ Switch、Kireek(DJ Yasa/DJ Hi-C)、DJ Izoh、DJ Ken-one、DJ Rena ほか 全30人

■使用楽曲
・ヴィヴァルディ:四季 ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「春」 Op. 8, No. 1, RV 269
・ロッシーニ:「老年のいたずら」第6集(すばしこい子どもたちのためのアルバム) VI. 苦悶のワルツ
・パガニーニ:24のカプリース Op.1 第5番 イ短調
ほか 全8曲

■インターフェースで遊べる特設サイト
特設サイトではTechnicsの機材をモチーフにインターフェースをデザイン。「パフォーマンスムービープレーヤー」として、Start/Stopはもちろん、ボリュームメーター、レベルやピッチフェーダーなどが実装されています。
ミキサーパートでは、ミキサーやキューボタン、ピッチフェーダーを使ってDJたちのパフォーマンスをユーザーがアレンジしながら楽しむことができるようになっています。

▼「The Philharmonic Turntable Orchestra」特設サイト(動画は2018年3月20日(火)公開)
http://phil.technics.com

■SL-1200シリーズについて
SL-1200シリーズは、パナソニックが製造し、同社の高級音響機器ブランド「Technics」が販売するアナログレコードプレーヤーの名機。1972年に発売された「SL-1200」から続く、Technicsブランドを代表する製品の一つであり、音楽を愛する世界中のファンに支持されてきました。
2010年に一度販売を終了しましたが、その後2016年に、シリーズの伝統の顔つきとスピリッツを受け継いだ限定モデル「SL-1200GAE」、一般モデル「SL-1200G」を発表し、販売を再開しました。
その代名詞とも言える特長は、超低速回転のモーターが実現したトルクフルなダイレクトドライブ。さまざまなスクラッチ・プレイが可能となり、世界中のDJたちに長きにわたり愛され、今なお愛用され続けているターンテーブルの絶対的アイコンです。

▼Technics グランドクラス ダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1200G」
http://jp.technics.com/products/1200g/