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レオン・ラッセルのラスト・レコーディング・アルバム『On a Distant Shore』がSpotifyで全曲リスニング可

2017/09/27 02:20掲載
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Leon Russell / On a Distant Shore
Leon Russell / On a Distant Shore
2016年11月に亡くなったレオン・ラッセル(Leon Russell)のラスト・レコーディング・アルバム『On a Distant Shore(邦題:ラスト・レコーディング〜彼方の岸辺で)』がSpotifyで配信開始。全曲リスニング可



アルバムは日本で9月27日、海外で9月22日に発売。リリース元は海外はPalmetto、日本はソニーミュージック。

以下は以前に公開された音源

「Easy To Love」


「Love This Way」


以下、日本盤リリース決定時のプレスリリースより

「これまでで一番気に入っている作品だとレオンは言っていた」と妻のジャン・ブリッジズは語る。「惚れ込んでいたわ。全てがあるべき形に仕上がったって」

2016年に74歳の誕生日を迎えたレオン・ラッセルは、人生最後の年を『ラスト・レコーディング〜彼方の岸辺で』の曲作りとレコーディングに費やした。当時、レオンは未だ現役でツアーを行っており(年間平均150公演)、半世紀以上に渡りライヴ活動を行い、ロックンロール、ソウル、カントリー、ブルースそして往年のポピュラー・ミュージックの間を縫うように伝説的な道を歩んできた。

ラッセルの他界から10ヶ月後にリリースされる『ラスト・レコーディング〜彼方の岸辺で』は、アメリカのスタンダード・ナンバーの不朽のサウンドに影響された新曲に加え、ツアーで磨き上げた「ハミングバード」や「ア・ソング・フォー・ユー」「マスカレード」の最新アレンジも収録されている。フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、トニー・ベネットらの歴史に残る作品を参考に、レオンは『ラスト・レコーディング〜彼方の岸辺で』を不朽のメロディーに根ざしたものにしようと考えた。そして共同プロデューサーのマーク・ランバートとオーケストラ・アレンジャーのラリー・ホールを起用し、自分の楽曲を、自身のキャリア史上もっとも壮大で、際立つサウンドに仕上げた。

「彼は非常に多産的だった」とラッセルの30年来の友人であり共同制作者であるランバートは語る。「勢いにのっていた。スタジオにきて前の晩に書いたものをその場で弾くんだけど、既に彼の頭の中では完成図が出来上がっている、ということが何度もあった。実際ピアノに向かって弾く前からね」

「レオンはずっとスタンダード・ナンバーを書きたいと思っていた」とジャンは付け加える。「ああいう音楽こそが重要だと彼は思っていた。多くの歌が消えていく中で、スタンダードはいつまでも生き続けると」

自身も時代を超える音楽とは無縁でないレオン・ラッセルだが、1960年代にフランク・シナトラ、ローリング・ストーンズやビーチ・ボーイズなどのアルバムにピアノで参加し、優秀なスタジオ・ミュージシャンとしてまず注目を浴びる。70年代には、自身のレーベル、シェルター・レコーズを立ち上げ、ソロとしての活動を始める。野性味溢れる長髪と、どう猛とも言える仕事への姿勢で、ラッセルは20世紀以降独自の道を邁進してきた。ジョージ・ハリスン主催のバングラディッシュ・コンサートに出演したかと思えば、ゴールド・ディスク認定アルバムを次々と発表していった。

「レオンは不器用なロマンチストだったわ。心の優しい人」妻のジャンは説明する。「私からすると、彼はずっと、親しい人たち以外からは謎めいた存在だった。でも、このアルバムは、自分の感情を見せるチャンスだったの。「ジャスト・リーヴズ・アンド・グラス」という曲では彼の心からの叫びを聞くことができる。あれはウソじゃない。彼は感情的な人で、ライヴではそれを見せていた。『ラスト・レコーディング〜彼方の岸辺で』はそんな彼の肖像よ。正確な肖像」
●『On a Distant Shore』

<Tracklist>
1. On a Distant Shore
2. Love This Way
3. Here without You
4. This Masquerade
5. Black and Blue
6. Just Leaves and Grass
7. On the Waterfront
8. Easy to Love
9. Hummingbird
10. The One I Love Is Wrong
11. Where Do We Go from Here
12. A Song for You

※deluxe edition of 16 song, including 4 additional songs+lyric booklet

<日本盤収録曲>

1.オン・ア・ディスタント・ショア
2.ザ・ナイト・ウィ・フェル・イン・ラヴ
3.ラヴ・ディス・ウェイ
4.ヒア・ウィズアウト・ユー
5.インサイド・ザ・ナイト
6.マスカレード
7.ブラック・アンド・ブルー
8.スイート・ヴァレンタイン
9.ジャスト・リーヴズ・アンド・グラス
10.ラヴ・オブ・マイ・ライフ
11.オン・ザ・ウォーターフロント
12.イージー・トゥ・ラヴ
13.ハミングバード
14.ザ・ワン・アイ・ラヴ・イズ・ロング
15.ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー・フロム・ヒア
16.ア・ソング・フォー・ユー