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吉田拓郎のトリビュート・アルバムが発売決定、奥田民生、井上陽水、THE ALFEE、織田哲郎ら参加

2017/04/13 12:48掲載
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VA / 今日までそして明日からも、吉田拓郎 tribute to TAKURO YOSHIDA
VA / 今日までそして明日からも、吉田拓郎 tribute to TAKURO YOSHIDA
吉田拓郎のトリビュート・アルバム『今日までそして明日からも、吉田拓郎 tribute to TAKURO YOSHIDA』が6月7日発売。

2016年4月に70歳の誕生日を迎えた吉田拓郎。この企画アルバムは、音楽プロデユーサーの武部聡志が吉田の古希のお祝いのプレゼントとして企画されたもの。アルバムタイトルは小山薫堂が考案しています。
●『今日までそして明日からも、吉田拓郎 tribute to TAKURO YOSHIDA』
発売日: 6月7日(水)
価格:2,800円(税別)

【収録曲】
1.奥田民生「今日までそして明日から」
2.chay「結婚しようよ」
3.Mrs. GREEN APPLE「流星」 
4.寺岡呼人feat.竹原ピストル「落陽」
5.鬼束ちひろ「夏休み」
6.一青 窈「メランコリー」
7.井上陽水「リンゴ」 ※既発音源
8.髙橋真梨子「旅の宿」※既発音源
9.德永英明「やさしい悪魔」※既発音源
10.織田哲郎「おきざりにした悲しみは」
11.THE ALFEE 「人生を語らず」
12.ポルノグラフィティ「永遠の嘘をついてくれ」

<アーティストコメント>

☆奥田民生

高校の先輩のトリビュートアルバムに参加できる人間が、
世の中に何人いるでしょう?と、しみじみ思っています。
ありがとうございました。

☆chay

この度、吉田拓郎さんのトリビュートアルバムに参加させていただき、とても嬉しく光栄に思います。
『結婚しようよ』は、長年歌い継がれている名曲だからこそのプレッシャーがありましたが、尊敬する武部聡志さんや素晴らしい ミュージシャンが奏でる気持ちの良い音とグルーヴに身を任せて自分らしく歌うことが出来ました。
お互いが自然に惹かれあい、愛し愛されプロポーズをされるという微笑ましい情景を思い浮かべ、 思わず私も「エクボ」が出てしまいました。武部聡志さんのアレンジによって、原曲とは一味違ったロックテイストの「結婚しようよ」を楽しんで聴いて下さい。

☆Mrs. GREEN APPLE

今回、名だたる方々の中で僕たちMrs. GREEN APPLEが吉田拓郎さんの楽曲をカバーさせて頂けるというのはもう本当に信じられないくらいにとても嬉しく、光栄です。
僕の父が吉田拓郎さんの大ファンで、本当に喜んでくれています。
それがまたとても嬉しく思います。
Mrs. GREEN APPLE 大森元貴

☆寺岡呼人

同じ広島の大先輩、吉田拓郎さんのトリビュートに参加させて頂き、ありがとうございます。
そして「『落陽』を竹原ピストル君の声で聞きたい」その希望が実現するなんて、こんなに嬉しい事はありません。
永遠の名曲を目一杯リスペクトさせて頂きました!

☆竹原ピストル

拭い去りようのない緊張もそのままに、とにかく精一杯歌わせていただきました。
寺岡呼人さんにお声掛けいただいたことも含め、ただただ光栄です。
この貴重な経験に恥じぬ音楽活動をしていけるよう、精進していこうと思います。
本当にありがとうございました。

☆鬼束ちひろ

両親が吉田拓郎さんの歌をよく聴いてました。
いい親孝行になりました。

☆一青 窈

なんて劇場型の女を格好良く描いた曲なんだろうと思って
なにがなんでもこの曲を歌いたくて武部さんにアレンジをお願いしました。
ポルトガルのロカ岬を望む酒場で
ひとり、女がワイングラスを片手に佇んでいる様子をイメージして
少しスパニッシュ風にアプローチしてみました。
さようならなんて言うつもりじゃなくて
まるで誰かに言わされたみたいに
とつと口をついて出た事があなたにもあるはず。
最果ての場所に行ってみたくなる時が女にはある
そんな女のための応援歌だと思います。

☆井上陽水

吉田拓郎と井上陽水。動の拓郎と静の陽水と言われ並び立ったJ-POPの両輪。何かと比較もされたライバル的関係でもある。オリジナルは72年発売の「元気です」収録。年間チャート2位の大ヒットアルバム。2分足らずでありながら、字余りソングと言われた言葉のスピード感、ビート感に満ちたトーキングブルースのような曲調が衝撃的だった。彼がこの曲をという選曲もさることながら、こんなジャジーな曲になったのも驚きだ。

☆髙橋真梨子

昔から大ファンな拓郎さんは会うと頼れる兄貴のようで本当に優しく、愛情あふれる温かな方です。
拓郎さんが歌う哀愁あふれるこの歌を
女性の目線からみた情景として歌ってみたいと思い2年ほど前にカバーさせていただきました。

☆德永英明

吉田拓郎さんとのレコードでの出会いはかなり遅くて『シンシア』が最初だったようです。
今回は『やさしい悪魔』をカバーさせていただきました。
キャンディーズというより吉田拓郎さんの口調に近い譜割で歌わせてもらった記憶があります。
拓郎さんと『やさしい悪魔』でコラボできる日を待ちわびております。


☆織田哲郎

拓郎さんの曲をカバーする。
これは私にとってなかなか過酷なチャレンジでした。
ずっと言っていることですが『歌』とは結局のところ『声』です。
声の説得力。
それがもっとも重要であり、他の要素なぞすべておまけみたいなものです。
そして日本のシンガーで声の説得力が最もあるのは拓郎さんである、というのが持論です。
それをカバーだと?なんと大それたことを。
でも、させてもらっちまいました。私なりに。
拓郎さんに最大の愛とリスペクトを込めて。
最初普通に歌ったら「なんだか違うな?」と思い、結局10時間酒を飲み続け、仮眠してすぐ歌ったテイクがこれです。
実は普段から泥酔すると、この歌がいつも脳内で鳴っていました。
そんな私の脳内で鳴っていたサウンドに近いものが出来たと思います。

☆THE ALFEE

人生を語らず…僕らが拓郎さんに出逢ったのは80年代初頭。
海のものとも山のものとも知れない3人を、拓郎さんは目をかけてくれた。あるとき拓郎さんが『いいか、絶対にお前らは売れる!だから今をガンバレ!』『本当ですか?』『あぁ本当だ!ただし、音楽以外でな!』『……』。
瞬間、倒れそうになったが何とか3人でこらえた。
夜になれば、お酒の飲み方や、素早い店の移動など僕らは拓郎さんから、色々な事を学んだ。そんな、拓郎さんは今でも変わらない。
僕らの前には常に、人生を語らず…吉田拓郎さんがいる。
THE ALFEE 高見沢俊彦

☆ポルノグラフィティ

広島の大先輩の作品をカヴァーさせてもらえるなんて、身に余る光栄であります。
お二人のレジェンドで紡がれた作品は、あまりにも眩しすぎるのですが、それに少しでも近づけるよう、魂込めて歌わせて頂きました。
ポルノグラフィティ 岡野昭仁

トリビュートに参加させて頂いてありがとうございます。
自分たちにはない世界観で、とても楽しくレコーディングができました。
ポルノグラフィティ 新藤晴一

☆企画制作プロデューサー:武部聡志 コメント

2016年4月に70歳、古希を迎えられた吉田拓郎。言わずもがな、日本のポップス史を語る上で欠かすことの出来ないパイオニアである 。
そんな拓郎さんのお祝いをトリビュートアルバムという形でさせて欲しいと 申し入れたのが2016年1月。いつものように眼鏡の奥から優しい目をのぞかせつつもクールに「武部に任せたよ、好きなようにやりなよ」と言って貰えました。それから1年半がかりでこのアルバムが完成することになり、感無量です。
彼が生み出してきた名曲の数々を、世代を越えたアーティスト達が新しい解釈でパフォーマンスする華やかなアルバムに仕上がったと思っています。
いわゆるJポップ以前の日本のロック・フォーク・ニューミュージックなどの流れを切り開き、あとに続くアーティスト、ミュージシャン、スタッフ、あらゆる音楽に関わる人々に影響を与えた吉田拓郎。 僕自身、彼と出会った事で、その後の音楽人生が大きく変わりました。そして、音楽に対する情熱を持ち続けることの大切さを教えられました。
吉田拓郎と同じ時代を生きた世代から吉田拓郎を知らない世代まで、このアルバムに収められた曲達を「今」の作品として楽しんで頂けたら嬉しいです。
拓郎さん!!これからも元気で、ますますロックな吉田拓郎でいてくださいね!!