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ニック・ケイヴとウォーレン・エリスがサウンドトラックを担当したドキュメンタリードラマ『Mars』 テーマ曲や予告編映像が公開

2016/10/26 03:32掲載(Last Update:2016/11/20 01:59)
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マーズ 火星移住計画
マーズ 火星移住計画
ニック・ケイヴ(Nick Cave)が長年の音楽パートナーであるウォーレン・エリス(Warren Ellis)と共にサウンドトラックを担当したドキュメンタリードラマ『Mars(邦題:マーズ 火星移住計画)』。ニックのヴォーカルも聴ける同ドラマのテーマ曲が試聴可。サウンドトラック・アルバムは海外で11月11日に発売されます。



「Life on Mars」も聴けます


ロン・ハワード(『アポロ13』、『ビューティフル・マインド』)と映画プロデューサーのブライアン・グレイザー(『ビューティフル・マインド』、『24』)が製作総指揮を務めたこの作品は、映画のようなスケールで近未来を描くドラマと、現代の宇宙科学の開発現場を捉えたドキュメンタリーが融合したドキュメンタリードラマ。

西暦2033年の世界を舞台に、宇宙船“ダイダロス”に乗り込んだ宇宙飛行士たちの“人類初の火星有人ミッション”の様子を全6話で描きます。

以下、予告編映像



●『マーズ 火星移住計画』
原題:Mars

6チャンネル合同 第1話特別放送 マーズ 火星移住計画「第一話 新世界」
ナショナル ジオグラフィック チャンネルのほかにFOX、FOXムービー、
FOXクラシック 名作ドラマ、FOXスポーツ&エンターテイメント、
ナショジオ ワイルドでも第一話を11月15日(火)21:00〜22:00に同時放送!

☆インフォメーションより:
アカデミー賞&エミー賞受賞の監督 ロン・ハワード(『アポロ13』、『ビューティフル・マインド』)と映画プロデューサー ブライアン・グレイザー(『ビューティフル・マインド』、『24』)が製作総指揮を務め、ハリウッドの豪華メンバーによって制作された「マーズ 火星移住計画」は、映画のようなスケールで近未来を描くドラマと、現代の宇宙科学の開発現場を捉えたドキュメンタリーが融合した、今までにないドキュメンタリードラマ作品となっている。

本作は西暦2033年の世界を舞台に、宇宙船“ダイダロス”に乗り込んだ宇宙飛行士たちの“人類初の火星有人ミッション”の様子を全6話で描く。“ダイダロス”に乗り込むのは、世界から厳選された6人の個性豊かな宇宙飛行士たち。アメリカ人のコマンダ―や、地球科学者、医学のスペシャリストや生化学者達が火星に飛び立ち、人類定住の地を開拓するという壮大な物語が語られている。6人の宇宙飛行士のほかにも、地球から宇宙飛行士をサポートする専門スタッフなど個性豊かなキャラクター達が登場。宇宙飛行士たちが火星に到達するまでの様子、火星でのミッションの模様、予想もしないトラブルの発生など、宇宙を舞台としたドラマならではのストーリー展開はもちろんのこと、彼らが宇宙飛行士を目指した理由や個々のバックグラウンド、火星という特殊な環境での人間模様なども綴られる。

さらに本作は、2033年という近未来を描いたドラマ部分に加えて、専門家たちのインタビューや現代の宇宙開発に迫るドキュメンタリーも含んだ構成になっており、今までにない斬新な表現手法に挑んでいる。ロン・ハワードとブライアン・グレイザー率いるイマジン・エンターテイメント、数多のアカデミー賞受賞作品を手がけてきたラディカル・メディア、そしてナショナル ジオグラフィック チャンネルの3社がタッグを組むことで、映画さながらのスケール感あふれるドラマと、現代社会で進められているリアルな開発の様子を捉えたドキュメンタリーが融合し、革新的な映像表現を実現した。

☆見どころ1
「ハリウッド豪華製作メンバーが集結!」
アカデミー賞&エミー賞受賞の監督 ロン・ハワード(『アポロ13』、『ビューティフル・マインド』)と映画プロデューサー ブライアン・グレイザー(『ビューティフル・マインド』、『24』)が製作総指揮を務め、ロン・ハワードが信頼を置く、洞察力に優れたメキシコ人映画製作者エベラルド・ゴウト(『クライム・シティ』)がドラマ部分の監督を務める。

公的機関と民間企業双方の多数の専門家による協力の下、舞台設定、美術、脚本、演技指導を始め細部にわたるまでリアリティを追及することを重視。ただのSFではなく、未来を描くストーリーの中で現代科学が果たす役割をしっかりと捉えるよう努めており、ジョージア工科大学のロバート・ブラウン博士が、ドラマの筋書におけるすべての科学的な面について専門的助言を行い、数々の賞を受賞したジャーナリスト、スティーブン・ペトラネックや大ベストセラー小説『火星の人』(映画オデッセイ原作)著者アンディ・ウィアーが番組全体のブレーンとして活躍する。また元NASAの宇宙飛行士で黒人初の宇宙飛行士として知られるメイ・ジェミソン博士も、キャストたちに演技指導を行うアドバイザーとして参加。現代宇宙科学の第一人者たちが大勢、本作品の制作に関わっており、ドキュメンタリー専門チャンネルであるナショジオならではのクオリティが実現している。

*製作総指揮 ロン・ハワードのコメント
ブライアン(・グレイザー)と僕はラディカル・メディアの友人たちと、火星探査についてのドキュメンタリーでありながら、ドラマと映画の手法を取り入れるというこの大胆なアイディアを温めていました。豊富な経験値に支えられた真に迫る映画制作の手法で作る番組を、視聴者にお届けできることでしょう。ナショジオの求めるレベルは高く、我々はそれに応えることに非常にワクワクしていますし光栄に思っています。

☆見どころ2
「映画顔負けの圧倒的映像!」
映画『ゼロ・グラビティ』でアカデミー視覚効果賞受賞に貢献したフレームストア社が、作品のビジュアルを仕上げる最終工程を担当。宇宙船ダイダロスや、作中に描かれる人類初の火星開拓地 オリンパス・タウンのデザインはNASAとスペースXの助言を得て、細部のディテールまでこだわり抜いている。

また、衣装は現在宇宙服に使われている生地について徹底的にリサーチを行い、より軽く、強く、動きやすく、そして未来の宇宙飛行士を守る耐放射線性に優れた 生地について研究。作中に出てくるものの細部から火星のビジュアルまで全てが美しく洗練されており、現代科学の根拠に基づき制作されている。

☆見どころ3
「ドラマとドキュメンタリーが融合したような新たな表現手法!」
このユニークな制作手法を用いた本作品の舞台は2033年。
私たちは、初の火星探査の有人ミッションに挑む。ドラマの脚本と映画仕様の視覚効果により、未来の世界がいきいきと描かれ、ドキュメンタリーの写実性と、現在の科学者や宇宙工学の発展・研究をリードし2033年のミッションを可能にするであろう革新者たちへのインタビューを通して、現代の火星探査への取り組みが語られる。2033年という近未来物語と、実際に起こっている現代の宇宙開発の現場に迫ったドキュメンタリーがうまく融合した構成になっており、革命的で斬新な、新たな映像表現を実現した。

現代ドキュメンタリー部分の一例として、我々はイーロン・マスク(テスラモーターズ、スペースXの創業者)への独占取材を許され、2016年4月、アメリカ東海岸に浮かべたドローン船に再利用可能なロケット・ファルコン9を着陸させることに成功する様子を収めた。

「人類の未来には、基本的に2つに1つの道しかありません。複数の惑星に住む種となり宇宙開発をする文明人となるか、または1つの惑星に留まり最終的に絶滅するのを待つのかです。私にとって将来に対しワクワクし元気づけられるのは前者です。」と作品の中でマスクは述べている。

☆見どころ4
「現代科学第一人者のインタビューを通じてわかる宇宙開発の今」
本作ではドラマ部分の他に、いつか来るべく火星への処女飛行に向けて働く、現代のトップ科学者たちのインタビューが数多く収録されている。

NASA長官のチャールズ・ボールデンや、ナショジオの番組でもお馴染みの科学者ニール・ドグラース・タイソン、 『コスモス:時空と宇宙』のエグゼクティブ・プロデューサーのアン・ドルーヤンなど、現代の宇宙工学の発展・研究をリードし、ドラマで描かれている2033年のミッションを将来実現可能にするであろう革新者たちのインタビューを通して、現代の火星探査への取り組みが語られている。

豪華製作陣による長編映画のクオリティを誇るドラマと、現代における最高峰の知恵が火星移住の可能性を語るという、最高レベルのエンターテインメントの作品となっている。

☆見どころ5
「本当に火星移住は必要なのか?」
太陽系の惑星において、火星ほど我々の想像をかき立てるものはない。

赤く輝く星は、神秘に包まれている。今日、宇宙開発を牽引する人々は、人類を火星に送る探査に没頭してきた。そしてその活動は、アンディ・ウィアーの大ベストセラー小説『火星の人』(映画オデッセイ原作)や、宇宙飛行士スコット・ケリーの宇宙からのツイートを通して我々に浸透してきた。

火星に到達するだけではなく開拓を目指す探査が必要か否かは、いまだ議論されている。問題は単に「可能なのか」ということだけではなく、「やるべきなのか」ということ。
ニール・ドグラース・タイソンは、このように述べている。
「人類が火星に人を送ることに対し疑問を投げかけます。種の保存のために他の惑星を開拓するよりも、地球に対する脅威への問題を解決する方が、労力的にも金銭的にも負荷が少ないと考えているのです。私は、これまで訪れたことのない場所を訪れるという点では惑星に行くべきだと思います。しかし私たちは地球上で生き続けるために、地球上で進化したのです」

人類がいつか火星に行くという点では多くの意見が一致しているが、その時期については、まだ議論の余地が残っているのだ。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.ngcjapan.com/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/2070
●『Mars OST』

01 Mars Theme
02 Mars
03 Daedalus
04 Earth
05 Science
06 Voyage
07 Space X
08 Space Station
09 Symphony of the Dead
10 Planetarium
11 Aftermath
12 Towards Daedalus
13 Life on Mars