イエス(Yes)の
アラン・ホワイト(Alan White)が米ビルボード誌の取材に応じ、6月に亡くなった
クリス・スクワイア(Chris Squire)を失った悲しみを背負いながら「我々は前へ進む」と述べ、バンド活動の継続を誓っています。ホワイトは同誌のインタビューで「確かに彼なしでは厳しいとは思う。でも彼は生前に私に電話をくれ、何が起きても全てを続けてくれと頼んだんだ。だから、我々は前へ進むよ。彼のためにそうするつもりだ」とコメントしています。
ホワイトはまた同誌で、ファンの支援がすごく励みになっているともコメント。「ファンはバンドを支援してくれて、そしてバンドが前へ進み続けることを望んでいる。バンドを見限ったファンはいないようで本当に心強い。我々が物事を進める助けになるよ。止まるわけにはいかないんだ。イエスの名を維持し、そしてクリスが築き上げたミュージシャン・シップの高い水準を満たしていかなくてはいけないから」と述べています。
ホワイトによれば、予定されているツアーには、スクワイアが闘病中から代理を務めていたビリー・シャーウッドが引き続き参加する予定ですが、他のベーシストとのテストも試みる考えがあるようです。またツアー中には、どういった形になるかは具体的には決定していませんが、ライヴ中にスクワイアのトリビュートを行う考えがあることも述べています