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書籍「昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで」が発売

2015/03/13 14:03掲載
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昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで
昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで
ビートルズも、テクノ歌謡も、ラップも『ポンキッキ』で知った。日本最大460万枚ヒットとなった「およげ! たいやきくん」などヒット曲を量産した音楽ディレクター小島豊美がはじめて語る、500曲余の傑作曲が生まれた背景。知られざる作家たちの横顔をまとめた書籍「昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで」がDU BOOKSから4月10日発売予定
●「昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで」
小島豊美とアヴァンデザイン活字楽団 (著)
A5 / 400ページ / 並製
2015年4月発売予定

待望のテレビ童謡音楽名鑑!
※佐瀬寿一(「およげ!たいやきくん」作曲家)、長谷川龍(『ひらけ!ポンキッキ』音響選曲)、ダディ竹千代(『ピッカピカ音楽館』音楽プロデューサー)ほか、ゲストインタビュー収録。
※『ひらけ!ポンキッキ』スポット使用曲リスト、作家プロフィールほか、番組にまつわる音楽データ満載。

<目次>
まえがき
第1章 『ひらけ!ポンキッキ』誕生
第2章 ポニーカセット創業
第3章 レコード会社の学芸部とは?
第4章 「テレビ童謡」が生まれた背景
第5章 小島豊美、ポニー/キャニオンレコード入社
第6章 『みんなのうた』ほか童謡制作時代
第7章 初期の『ひらけ!ポンキッキ』
第8章 『ひらけ!ポンキッキ』担当時代前期(74〜 76年)
作編曲家:「およげ!たいやきくん」作曲家・佐瀬寿一インタビュー
第9章 『ひらけ!ポンキッキ』担当時代中期(76〜 79年)
音響選曲:長谷川龍インタビュー
『ひらけ!ポンキッキ』スポット使用曲リスト
第10 章 その他の学芸仕事と『ポンキッキ』教育セット
四人囃子マネジャー:内田宣政インタビュー
第11章 『ポンキッキ』担当時代後期(80〜 87年)
第12章 『ポンキッキ』卒業とポニー/キャニオン退社
第13章 『ピッカピカ音楽館』ができるまで
『ピッカピカ音楽館』スポット楽曲リスト
音楽プロデューサー:加治木剛(ダディ竹千代)インタビュー
第14章 童謡ブランドとなった、その後のAPP
あとがき
曲名索引
アーティスト索引
小島豊美作品年表
資料参考リスト
著者/編者プロフィール/協力者リスト

ブックデザイン:堀 競(堀図案室)
表紙イラスト::田島司(クラップス)

<著者について>

☆小島豊美

1948年、東京両国生まれ。父は演芸評論家の小島貞二。
中央大学経済学部卒業後、ポニー入社。系列のキャニオンレコードとの兼務で学芸担当となり、音楽ディレクターとしてNHK『おかあさんといっしょ』、『みんなのうた』、フジテレビ『ひらけ! ポンキッキ』などの音楽制作に携わる。「およげ! たいやきくん」は460万枚のヒットに。87年の退社後、マックスコム設立に参画し『ピッカピカ音楽館』を音楽プロデュース。その後、音楽制作会社APPを興し、サンリオ、日本コロムビアなどに数多くの学芸作品を残した。代表作に『山藤章二のラクゴニメ』(ポニーキャニオン)、『古今東西噺家紳士録―寄席一五〇年』(丸善)、『江戸明治東京重ね地図』(エーピーピーカンパニー)など。

☆アヴァンデザイン活字楽団

書籍編集、ドキュメンタリー構成、CD復刻などに携わる。主筆の田中雄二名義の主な著作には、『電子音楽 in JAPAN』、『電子音楽 in the (Lost)World』、インタビュー集『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』(以上、アスペクト)、共著『吹替洋画大事典』(三一書房)など。「日本のBGM史」、「オリンピック音楽史」など音楽雑学の研究を得意とする。