キース・レヴィン、PIL『Commercial Zone』を復活させた新アルバム『CZ2014』を発売

パブリック・イメージ・リミテッド（Public Image Ltd）などで知られるキース・レヴィン（Keith Levene）が新アルバム『CZ2014』を海外で11月23日発売予定。この作品は、パブリック・イメージ・リミテッドの4thアルバムとして1984年にリリースされるはずであった未完成のアルバム『Commercial Zone』を、キース・レヴィンの手によって本来リリースされるはずであったものを復活／完成させるという構想のもとで作られた作品。クラウドファンディングサイトindiegogoにて行った資金調達キャンペーンを活用して制作されています。

『Commercial Zone』は『FLOWERS OF ROMANCE』に続く4枚目のアルバムとして制作されるものの、レコーディング中にジョン・ライドン（John Lydon）とキース・レヴィンが方向性の違いで衝突し、レヴィンが脱退したため幻に終わった作品。その後、この作品は、ジョン・ライドンによって制作し直された『This Is What You Want, This Is What You Get』と、お蔵入り音源をもとにしたレヴィンの『Commercial Zone』という派生アルバムが2作品リリースされています。

今回の『CZ2014』では、これまで未公開であったトラックや「This Is Not a Love Song」のリミックスなどもあるようです。

『CZ2014』は公式ショップサイトにてプレオーダーを受付中。DL版に加え、CDと本も追加したデラックス・エディションも発売されます

●公式ショップサイト
http://www.teenageguitarist76.com/

以下は以前に公開された音源・映像

「Whats My Name」


プロモ映像あり


●indiegogo内　作品ページ
https://www.indiegogo.com/projects/keith-levene-s-commercial-zone-2014-initiative#home