TOTOの創設メンバー　スティーヴ・ポーカロ、9年ぶりの新ソロ・アルバム発売　新曲試聴可

TOTOの創設メンバーで、セッション・ミュージシャンとして有名なキーボード奏者スティーヴ・ポーカロ（Steve Porcaro）。9年ぶりとなる新ソロ・アルバム『The Very Day』を海外で10月3日発売。リリース元はGreen Hill Music。

ソロ・アルバムのリリースは2016年の『Someday/Somehow』以来。

新作『The Very Day』では、数十年かけて作り上げた非常に個人的な楽曲のコレクションを完成させています。

ポーカロはプレスリリースでこう述べています。

「長年、音楽で生計を立てながら多忙な日々を過ごしてきましたが、ついに好きなことに打ち込める時間ができました。スタジオで自分の曲を完成させることができたのです。このアルバムは僕にとって新たな章の始まりです。ツアーもせず、妥協もせず、自分の好きなように音楽を作っています」

ポーカロは『The Very Day』の楽曲を、マイケル・マクドナルド（Michael McDonald）、ジュード・コール、ガードナー・コール、ジェイソン・シェフなど、厳選された友人やコラボレーターたちと共に書き、録音しました。ポーカロはプロデューサーの耳と作曲家の感性を持って各楽曲を映画のキャスティングのようにアプローチし、曲の物語に最もふさわしい声やミュージシャンを招きました。ポーカロは自身をリード・ヴォーカリストとは考えていませんが、アルバムでは「Miss Jane Sinclair」を含むいくつかの曲で歌っています。

ポーカロはプレスリリースでこう続けています。

「僕は昔から素晴らしいフック（※曲を印象付けるフレーズ）が大好きですど、同時に、スティーリー・ダン、エマーソン・レイク＆パーマー、イエスなど、常識を打ち破る音楽を愛して育ってきました。今、その直感に従い、自分に正直でいられるようになりました。これらの曲は、まさにその場所から生まれたのです」

この新作から、長年の友人であるデイヴィッド・カンプとのコラボレーションで生まれた新曲「Miss Jane Sinclair」が聴けます。